午前:債券サマリー 先物は続伸、朝方の売り一巡後は持ち直す
投稿:
28日の債券市場で、先物中心限月9月限は続伸。消費税減税巡る財政懸念から売りが先行したものの、中東情勢を巡る過度な懸念が後退していることを背景に切り返した。 高市早苗首相は27日の記者会見で、食料品の消費税減税に関して「社会保障国民会議」の実務者協議での結論を得た後、秋に予定される臨時国会に関連法案を提出したい考えを改めて示した。財政の不透明感が意識されるなか、債券先物は寄り付き直後に126円94銭をつける場面があった。ただ、前日の米長期債相場が続伸(金利は低下)したことが円債を下支え。原油高を通じたインフレ圧力への警戒感が和らいでいることもあり、午前10時20分すぎには一時127円25銭まで上伸した。なお、きょうは財務省が流動性供給入札(対象:5年超11年以下)を実施する。 午前11時の先物9月限の終値は、前日比1銭高の127円15銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.010%低い2.770%で推移している。 出所:MINKABU PRESS