話題株ピックアップ【昼刊】:円谷フィHD、QPSHD、キオクシア
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■円谷フィHD <2767> 1,930円 +400 円 (+26.1%) ストップ高買い気配 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ 円谷フィールズホールディングス<2767>はカイ気配スタート。27日取引終了後、27年3月期連結業績予想について売上高を1870億円から2053億円(前期比17.9%増)へ、営業利益を190億円から225億円(同28.9%増)へ上方修正すると発表した。ウルトラマン60周年記念特別配当として70円を実施し、年間配当予想を140円(前期70円)とする方針も示した。これを好感した買いが膨らんでいる。遊技機を製造販売する主力のアミューズメント事業において納品予定機種の完売や流通プラットフォームを通じた構造的な収益性向上があり、この影響を織り込んだ。映像作品の企画製作や商品化などを担うコンテンツ&デジタル事業も、国内自社MD・ライセンスの堅調な推移や中国市場の業績回復を受けて大きく上振れする見通し。あわせて、29年3月期を最終年度とする中期経営計画の数値目標を上方修正した。最終年度の売上高目標を2020億円から2303億円へ、営業利益目標を250億円から285億円へ見直した。 ■RYODEN <8084> 4,170円 +245 円 (+6.2%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位 RYODEN<8084>は朝安後切り返し大幅続伸。年初来高値を更新した。きょう午前11時ごろ、27年3月期の連結業績予想を修正したと発表した。売上高予想は2370億円から2520億円(前期比18.4%増)、営業利益予想を60億円から75億円(同43.0%増)、最終利益予想を47億円から60億円(同13.7%増)に引き上げた。最終利益は減益予想から一転して増益を見込む。同時に年間配当予想を中間・期末各75円の合計150円から、中間・期末各85円の170円に上方修正しており、これらを好感した買いが集まっている。FAシステムは市場の回復が想定以上に早く、受注環境が好調。加えて、データセンター向けの世界的な需要急増により販売単価が上昇したエレクトロニクス、猛暑需要に対応した省エネソリューション製品が堅調な冷熱ビルシステムで営業利益が当初の想定を上回る。 ■QPSホールディングス <464A> 1,528円 +85 円 (+5.9%) 11:30現在 QPSホールディングス<464A>が逆行高を演じている。小型SAR衛星の開発・製造を手掛ける同社は27年5月期の最終利益が19億円(前期比64.9%増)と宇宙開発関連企業のなかで今期増益予想を示す企業の一つ。株価は5月29日に年初来高値4485円を形成後に頭打ちとなり、7月27日に年初来安値1415円をつけた。需給調整が進むなかで値頃感を意識した買いが入ったほか、外資系証券がQPSHDについて、投資判断最上位で新規にカバレッジを開始したことも明らかとなり、株価の刺激材料となった。 ■SHIFT <3697> 919.2円 +37 円 (+4.2%) 11:30現在 東証プライム 上昇率3位 SHIFT<3697>は3日続伸。27日、日本プルーフポイント(東京都千代田区)と協業し、同社が展開する内部不正・内部脅威対策ソリューション「Proofpoint Insider Threat Management(Proofpoint ITM)」の導入・定着支援を始めると発表しており、株価の支援材料となっているようだ。SHIFTによると、従来のログ監視ツールはアクセスした人物やファイルといった断片的な記録しか追跡できなかったが、日本プルーフポイントのProofpoint ITMはデータの移動や操作などユーザーの行動の文脈を時系列で記録することで、リアルタイムでの可視化・分析を行うという。 ■ソフトウェア・サービス <3733> 11,040円 +280 円 (+2.6%) 11:30現在 ソフトウェア・サービス<3733>は堅調。27日取引終了後、40万株(自己株式を除く発行済み株数の8.09%)を上限に28日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自社株を取得すると発表。これが手掛かりとなっているようだ。買い付け価格は27日終値の1万760円。代表取締役会長で大株主の宮崎勝氏から保有株式の売却意向があったため。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、同社は予定通り40万株を取得した。 ■キユーピー <2809> 4,632円 +109 円 (+2.4%) 11:30現在 キユーピー<2809>や山崎製パン<2212>が堅調推移。雪印メグミルク<2270>や日清食品ホールディングス<2897>、カルビー<2229>がプラス圏での値動きとなっている。朝日新聞は27日夜、「食料品の2年限定の消費減税について、政府・与党は来年4月から1%に引き下げる方針を固めた」と報じた。高市早苗首相が30日にも、法改正に向けた自民党の党内手続きを指示する方向で調整しているという。食料品の消費減税が消費者の購入意欲を刺激し、食品各社の来期の業績にポジティブな影響をもたらすとの見方が広がるなか、ディフェンシブ性があり出遅れ感も兼ね備える食品株を物色する姿勢が現れたようだ。 ■しまむら <8227> 3,433円 +64 円 (+1.9%) 11:30現在 しまむら<8227>が全体波乱相場に逆行し続伸、一時96円高の3465円まで上値を伸ばす場面があった。テクニカル的には今月9日に2回目のマドを開けているが、これを埋める形で実需買いが流入している。低価格帯のファッション衣料の販売を手掛けるが、プライベートブランド(PB)などの好調が牽引し、27年2月期第1四半期(3~5月)決算は営業利益が前年同期比17%増の178億9000万円と同期間として3年連続のピーク更新を果たしている。AI・半導体関連への投げ売りが止まらないなか、一部内需の消費関連に物色の矛先が向いている。そのなか同社はPB商品の効果で収益力に磨きがかかっている点は強みといえる。市場では「円安の進行はコスト増加要因だが、それを感じさせない形で経営努力が結実している点を投資マネーが改めて評価している」(中堅証券ストラテジスト)という声が聞かれる。 ■第一三共 <4568> 2,874.5円 +52 円 (+1.8%) 11:30現在 第一三共<4568>はしっかり。27日、欧州医薬品庁の医薬品委員会(CHMP)が抗HER2抗体薬物複合体「トラスツズマブ デルクステカン」とペルツズマブの併用療法について、HER2陽性の切除不能又は転移性乳がん患者への一次治療を対象として承認を推奨する肯定的見解を示したと発表しており、株価の刺激材料となっているようだ。CHMPによる肯定的見解は欧州連合(EU)における医薬品の製造・販売を承認する欧州委員会への最終的な承認勧告とみなされるという。承認の可否は数カ月以内に決定される見通し。なお、米国では昨年12月に承認を取得済み。日本では承認申請中となっている。 ■シンプレクス <4373> 1,167円 +21 円 (+1.8%) 11:30現在 シンプレクス・ホールディングス<4373>が年初来高値を更新した。同社は27日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比19.8%増の161億3500万円、最終利益は同4.2%増の22億4900万円となった。株価は直近で上げ足を速めていたこともあって、寄り付き後は利益確定目的の売りに押される場面があったものの、増益で着地したことを好感した買いが優勢となり持ち直した。DX需要が底堅く推移するなか、研究開発費などに計上したAI利用料が想定を上回ったものの、生産性の向上による効果を生み出して補った。ビジネス領域別では金融ソリューションが堅調に拡大したほか、戦略/DXコンサルティングとエンタープライズDXが急成長を果たした。 ■SBIGAM <4765> 584円 +10 円 (+1.7%) 11:30現在 SBIグローバルアセットマネジメント<4765>は底堅い。27日取引終了後、第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は128億2300万円(前年同期比4.5倍)、純利益は13億8900万円(同2.8倍)だった。SBI岡三アセットマネジメントとレオス・キャピタルワークスの2社の統合による効果が寄与し、大幅な増収増益となった。未定としていた中間配当は9円50銭とした。年間配当予想は未定で据え置いた。 ■小松ウオール工業 <7949> 2,734円 +35 円 (+1.3%) 11:30現在 小松ウオール工業<7949>は続伸。27日取引終了後、第1四半期(4~6月)単独決算を発表。売上高は99億7600万円(前年同期比3.8%増)、営業利益は4億1800万円(同36.2%増)だった。旺盛なオフィスの移転やリニューアル需要を背景に、主力の可動間仕切りが引き続き堅調に推移した。決算内容が評価され、全体波乱相場のなか買いを呼び込んでいる。 ■バイタルKS <3151> 1,670円 +16 円 (+1.0%) 11:30現在 バイタルケーエスケー・ホールディングス<3151>がしっかり。27日の取引終了後、投資有価証券売却益の計上を発表。これを手掛かり視した買いが株価の支えとなったようだ。政策保有株式の見直しと資産の効率化、財務体質の強化を図るため、連結子会社2社が保有する上場株式を売却する。売却期間は28日から2027年3月31日までで、投資有価証券売却益の見込み額は81億円。27年3月期の業績予想については現時点で変更はないとしつつ、修正が必要になった場合は速やかに公表するとしている。 ■GMO-FH <7177> 1,073円 +9 円 (+0.9%) 11:30現在 GMOフィナンシャルホールディングス<7177>は続伸。27日取引終了後、上期(1~6月)連結決算の速報値を発表。売上高にあたる営業収益は295億4400万円(前年同期268億9300万円)、純利益は65億2400万円(同62億1100万円)とした。店頭FXと暗号資産が減収となった一方、CFD収益が引き続き高水準を維持。金利上昇を背景に預託金運用収益が伸び、信用取引収益も堅調に推移した。あわせて配当予想を54円76銭から57円4銭(前期57円58銭)へ増額修正した。好感した買いが入っている。 ■キオクシア <285A> 44,670円 -9,880 円 (-18.1%) 一時ストップ安 11:30現在 東証プライム 下落率トップ キオクシアホールディングス<285A>が続急落し心理的フシ目の5万円を割り込んだ。その後、ストップ安の水準となる前営業日比1万円安の4万4550円まで売られる場面があった。27日の米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2%安にとどまったものの、半導体メモリーでキオクシアと同業の米サンディスクは11%安となった。中国では半導体メモリー大手のCXMTの親会社が上海証券取引所の科創板に27日に新規上場し、時価総額は一時80兆円規模と中国本土の取引所の上場企業で最大となった。中国企業の台頭によるメモリー需給改善シナリオが意識されるなか、米ニュースサイトのインフォメーションは同日、中国が国産の液浸型深紫外線(DUV)露光装置の製造を開始したと報じ、オランダのASMLホールディング の株価は大幅安を余儀なくされた。これらを受けた28日のアジア市場で、韓国総合株価指数(KOSPI)は急落。サムスン電子やSKハイニックスが株価水準を大きく切り下げている。地合い悪のなかでキオクシアは信用買いで参戦した投資家による損失確定目的の売りも膨らんだもよう。6月22日の最高値11万2700円から1カ月強で60%安となっている。 ■アドバンテスト <6857> 25,455円 -2,925 円 (-10.3%) 11:30現在 アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連株への売りが止まらない。大口の売りに値がつかず、軒並みウリ気配スタートとなった。前日の米国株市場では半導体主力銘柄が軒並み売られ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は続落し75日移動平均線を陰線で下放れた。特に半導体開発大手のアドバンスト・マイクロ・デバイシズ が5%超の下げとなったほか、サンディスク は11%あまりの急落と個別株の下げ率の大きさも目立っている。東京市場でもリスク許容度の低下した海外資金の合わせ切りに加え、8月のオプションSQ算出をにらんだ日経平均構成比率の高いアドテストや東エレクなどをはじめ、値がさ半導体株への売り仕掛けが反映されやすい状況にある。あす29日にアドテスト、30日に東エレク、31日にはキオクシアホールディングス<285A>の決算発表を控えており、ここでアク抜け感が出るのかどうかが注目される。 ■テックファム <3625> 672円 +100 円 (+17.5%) ストップ高 11:30現在 テックファームホールディングス<3625>は急反騰し、ストップ高となる前営業日比100円高の672円に買われた。きょう午前10時ごろ、eパドック(東京都品川区)が運営する南関東4競馬場ファン向けサイト「nankan BOX」の開発を通じ、仕様駆動開発を核としたAI駆動開発モデルを確立したと発表した。開発工数を従来比で5割削減できたとしており、材料視した買いが集まっている。AI駆動開発モデルでは要件定義から設計、実装、テスト、プロジェクトマネジメントまでAIを活用し、人がレビュー・承認を担う。 ●ストップ高銘柄 誠建設工業 <8995> 1,093円 +150 円 (+15.9%) ストップ高 11:30現在 エスポア <3260> 892円 +150 円 (+20.2%) ストップ高買い気配 11:30現在 など、4銘柄 ●ストップ安銘柄 なし 株探ニュース