31日の株式相場見通し=大幅続伸、SOX8%高で半導体関連の買い戻し加速へ

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市況

 31日の東京株式市場で、日経平均株価は大幅続伸の見通しだ。6万3000円台に復帰した後、次第に膠着感が強まると想定される。

 前日の米株式市場で主要3指数はそろって上昇した。26年4~6月期の売上高が市場予想を上回り、フリーキャッシュフローが通期で黒字を維持する見通しを示したマイクロソフト<MSFT>が急騰し、AIインフラ向けの設備投資がハイパースケーラーの現金流出を促すとの過度な懸念が後退した。半導体関連株への買い戻しも誘発され、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>やマイクロン・テクノロジー<MU>、サンディスク<SNDK>が値を飛ばし、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は8%を超す上昇となった。日経平均先物9月限は大阪取引所の夜間取引において6万3670円で終了している。米株式市場の引け後に決算発表を行った主要企業のうち、アップル<AAPL>は時間外取引で水準を大きく切り下げた一方で、アマゾン・ドット・コム<AMZN>は大幅高となるなど反応はまちまちとなっているが、31日朝方の東京市場で日経平均は先物の水準が意識され、続伸スタートとなる見込みだ。

 外国為替市場でドル円相場は日本時間30日夜に一時1ドル=157円台まで急速にドル安・円高方向に振れた。足もとでは159円台まで戻しており、荒い動きとなっている。急速な円高の理由として、政府・日銀による為替介入観測が広がっている。株式市場では円高メリット株の反応が注視されることになるだろう。きょうは日銀の金融政策決定会合の結果が発表される予定で、政策金利は据え置かれるというのがコンセンサスとなっている。引け後にはキオクシアホールディングス<285A.T>の決算発表が控えており、市場参加者の関心が非常に高い。好決算を期待した先回り買いが同社株に入った際には、全体相場の押し上げに寄与するとみられる。もっとも重要イベント前とあって、取引終盤にかけて次第に様子見ムードが強まる公算が大きい。

 30日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比613ドル92セント高の5万2208ドル06セントと反発。ナスダック総合株価指数は同679.23ポイント高の2万5122.17だった。

 日程面では、国内では寄り前に7月東京都区部消費者物価指数と6月の完全失業率、有効求人倍率、鉱工業生産、商業動態統計が公表される。取引時間中には中国の7月製造業・非製造業PMIや、日本の6月住宅着工件数の発表も控えている。日銀の金融政策決定会合終了後に政策金利と経済・物価情勢の展望(展望レポート)が公表され、引け後に植田和男総裁による記者会見が行われる。

 主要企業の決算発表も相次ぎ、キオクシアのほかルネサスエレクトロニクス<6723.T>、三菱電機<6503.T>、住友電気工業<5802.T>、ソニーグループ<6758.T>、ファナック<6954.T>、村田製作所<6981.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などが予定する。米国では7月シカゴ購買部協会景気指数などが発表される。

出所:MINKABU PRESS

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