午後:債券サマリー 先物は続落、欧米債券安が重荷 長期金利2.815%に上昇

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市況

 24日の債券市場で、先物中心限月9月限は続落した。原油相場の上昇を背景にインフレ懸念が台頭するなかで、欧米の金利上昇(債券価格の下落)を受けた売りが優勢となった。

 イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海封鎖を宣言し、サウジアラビアの石油タンカーを攻撃した。中東情勢が混迷を深めるなかで、原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物が一時1バレル=93ドル台に上昇。北海ブレント先物の期近物は100ドルを突破した。欧州中央銀行(ECB)は23日、政策金利の据え置きを決定したものの、今後の理事会で利上げに踏み切る可能性が意識され、ドイツの長期金利は15年ぶりの高水準まで上昇。米国も利上げ観測が高まり、米長期金利は1年半ぶりの高水準をつけた。

 日銀の7月の金融政策決定会合では利上げ見送りがコンセンサスとなっている。ただ9月以降の会合で利上げに踏み切る可能性が意識され、円債相場の重荷となった。総務省が24日発表した6月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除くコアCPIが前年同月比1.6%の上昇となった。市場予想と同水準となったが、伸び率は6月の1.4%を上回っており、日銀の利上げ観測をサポートする形となった。

 債券先物9月限は前営業日比38銭安の126円79銭で終えた。新発10年債利回り(長期金利)は2.815%に上昇した。

出所:MINKABU PRESS

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