午前:債券サマリー 先物は反落、原油高を受け物価上振れリスクを意識
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29日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。この日の時間外取引で米原油先物が上昇しており、原油高を通じた国内物価の上振れリスクを意識した売りが優勢だった。 米中央軍が27日に複数のイラン軍事施設を空爆したと発表し、イランのイスラム革命防衛隊は28日にクウェートとバーレーンの米軍施設を攻撃したと表明。ホルムズ海峡を巡る不透明感が強まるなか、時間外取引で米原油先物が1バレル=70ドル台に上昇したことからインフレ圧力の高まりが警戒された。朝方の売りが一巡したあとは持ち直す場面もみられたが戻りは限定的で、債券先物は一時127円86銭まで軟化。財務省が26日に開いた国債市場特別参加者(プライマリーディーラー、PD)会合で、発行計画について「一時的な需給の変動に対して発行額の増減を行うべきではない」との意見があり、発行減額の思惑が後退したことも影響したようだ。 午前11時の先物9月限の終値は、前週末比30銭安の127円93銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて0.035%高い2.645%で推移している。 出所:MINKABU PRESS