午後:債券サマリー 先物は大幅続伸、原油安を受けインフレ懸念和らぐ
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15日の債券市場で、先物中心限月9月限は大幅続伸。米国とイランが和平の枠組みで一致したことが明らかとなり、米原油先物が急落したことからインフレ圧力への警戒感が後退した。 トランプ米大統領は日本時間15日早朝、自身のSNSに「イランとの合意が完了した」と投稿。トランプ氏はイランが数カ月にわたって事実上封鎖してきたホルムズ海峡が19日に再開されるとし、イランの港湾に対する米国の封鎖も解除するよう命じたことを明らかにした。原油供給の停滞が改善するとの見方から時間外取引の米原油先物相場が下落し、原油高を通じた国内物価の上振れ懸念が和らぐなか債券先物に買いが先行。時間外取引で米長期金利が低下したことも支援材料となり、午前10時20分すぎには128円42銭をつける場面があった。ただ、米イランの合意は19日にスイスで正式署名される予定とあって一段の上値追いには慎重姿勢。また、15~16日の日銀金融政策決定会合や、16~17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることが買いの勢いを鈍らせた面もあった。 先物9月限の終値は、前週末比46銭高の128円26銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時2.565%に低下し、午後3時の時点では前週末に比べて0.060%低い2.575%で推移している。 出所:MINKABU PRESS