15日の株式相場見通し=強調展開続く、スペースX好発進と米イランの戦闘終結期待で

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市況

 15日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸の見通し。強調展開が続き、6万8000円台に乗せる場面がみられそうだ。

 前週末12日の米株式市場では主要株価3指数が揃って上昇。フィラデルフィア半導体株指数は1.5%高となったほか、大阪取引所の夜間取引で日経平均先物9月限は6万7440円で終えた。同日に上場したスペースX<SPCX>が公開価格の135ドルを上回る150ドルで初値を形成。終値は160.95ドルと好発進となり、投資家心理を上向かせた。米国とイランの戦闘終結期待も全体相場の支えとなった。トランプ米大統領がイランとの戦闘終結に向けて署名の可能性を示唆したことで、米原油相場先物が下落し、株買いを誘う形となった。トランプ大統領は米国時間14日に署名が行われる予定だと表明。14日(日本時間15日早朝)には自信のSNSを通じ、イランとの交渉について合意に達したとし、ホルムズ海峡については通行料無料化と、米海軍による海上封鎖の即時解除を承認する方針を明らかにした。仲介国のパキスタンのシャリフ首相も、米国とイランの戦闘終結に向けて合意が成立したと自身のSNSにおいて投稿した。署名式は19日にスイスで行われるという。

 戦闘終結に向けたこれらの動きは投資家のリスク選好姿勢を一段と強める方向に作用しそうだ。15日の東京市場では先物主導で買いが入り、日経平均の水準が切り上がることが見込まれる。3日につけたザラ場最高値の6万8786円49銭を試す場面も想定されるだろう。半面、16~17日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)に関しては初登場となるウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が今後の金融政策の方向性をどのように示すのか、注視したいとの投資家は多い。短期の株買い反応が一服した後は、ポジション調整目的の売りが出て全体相場の上値を圧迫する要因となることも予想される。15~16日開催の日銀の金融政策決定会合は利上げの可能性がすでに市場に織り込まれている。

 12日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比353ドル51セント高の5万1202ドル26セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同79.18ポイント高の2万5888.84だった。

 日程面では国内ではきょうから16日まで日銀の金融政策会合が開かれる。きょうは取引時間中に4月の第3次産業活動指数が公表される予定。海外ではG7サミット(先進7カ国首脳会議)がフランスで17日までの日程で開かれ、日伊首脳会談が行われる。このほか米国では5月の鉱工業生産指数などの公表を控えている。

出所:MINKABU PRESS

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