25日の株式相場見通し=売り買い交錯、6万3000円台前半の値動きか

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市況

 25日の東京株式市場は強弱観対立の中、日経平均株価の上値は重そうだ。ここハイボラティリティな地合いが続いており、5月14日から20日にかけて5営業日で3400円以上下落したが、前週末までの直近2営業日は一転して3500円あまり上昇、怒涛の全値戻しを達成し史上最高値を更新した。ただ、足もとは達成感から上値追いのスピードは鈍りそうだ。前週末の欧州株市場では独DAXが1%超の上昇で反発したのをはじめ、主要各国の株価は総じて高かった。DAXは今月6日ザラ場につけた戻り高値に接近、アジア株市場の地合いを引き継いで大手半導体メーカーなどに買いが向かい、投資家心理を強気に傾けた。一方、米国株市場では主要株価3指数が揃って3日続伸、NYダウは連日で最高値を更新した。イラン情勢が戦闘終結に向けて進展をみせているとの観測を追い風に、やはりAI・半導体関連が堅調で全体相場に貢献している。半導体の需給逼迫が一段と意識されるなか、関連銘柄への物色意欲に改めて火がついた。もっとも各指数ともに取引後半は伸び悩んだ。ナスダック総合株価指数は終盤利食い急ぎの動きが表面化し小幅高にとどまった。東京市場でも前週後半に日経平均が連日で急伸をみせた反動から利益確定の動きを誘発しそうだ。決算発表シーズンを通過したが、企業業績が今期のガイダンスを含め想定以上に好調で、PERなど株価指標面から全体の割高感が緩和されている。目先上昇一服でも下値では押し目買いニーズが強く、日経平均は6万3000円台前半での推移が予想される。

 22日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比294ドル04セント高の5万579ドル70セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同50.87ポイント高の2万6343.97だった。

 日程面では、きょうは5年物クライメート・トランジション国債の入札が行われるほか、4月の外食売上高、4月の全国百貨店売上高などが発表される。なお、韓国、香港市場は休場となる。また、米国株市場もメモリアルデーの祝日で全米市場が休場となる。

出所:MINKABU PRESS

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