22日の株式相場見通し=続伸、NYダウ最高値更新追い風に利食い売り圧力こなす
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22日の東京株式市場で、日経平均株価は続伸か。前日の米株式市場でNYダウ平均株価が最高値を更新したことを支えにリスク選好ムードが継続するとみられる。予想レンジは6万1700~6万2700円。 米株式市場で主要3指数はそろって上昇し、NYダウは3カ月ぶりに最高値を更新した。米国とイランの終戦協議に関するニュースに市場の関心が向かうなか、米原油先物相場はマイナス圏で引け、米長期金利は低下した。5月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)の速報値は55.3に上昇し、4年ぶりの高水準。米国景気の底堅さが意識されるなか、前日に好決算を発表したエヌビディア<NVDA>はいったん材料出尽くしと受け止めた売りに押される展開となったものの、米政府が量子コンピューター関連企業に対する支援策を打ち出したことでIBM<IBM>が急騰し、NYダウを押し上げた。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1%を超す上昇。半導体関連ではサンディスク<SNDK>やアーム・ホールディングス<ARM>が大幅高となっている。大阪取引所の夜間取引で、日経平均先物6月限は6万2110円で終了している。 米株高を支えに朝方の東京市場で日経平均は堅調な滑り出しとなると想定される。米国とイランの終戦協議を巡るニュースの内容によって先物主導で上下に振れる場面が見込まれるが、AI半導体関連株への選好ムードが続くなか、利食い売りをこなす形で強調展開を続ける形となりそうだ。また、日本経済新聞電子版が21日夕方、「川崎重工業は半導体大手の米エヌビディアなどと協業する」と報じた。川崎重工業<7012.T>の株価反応とともに、フィジカルAIに関連した銘柄の物色意欲が高まるか、注目されることになるだろう。 21日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比276ドル31セント高の5万0285ドル66セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同22.73ポイント高の2万6293.09だった。 日程面では、国内では寄り前に4月の全国消費者物価指数(CPI)が公表される予定。取引時間中は4月の全国スーパー売上高が発表される。海外ではドイツの5月Ifo景況感指数や米4月コンファレンスボード景気先行指数、米5月ミシガン大学消費者信頼感指数などの公表を控えている。 出所:MINKABU PRESS