21日の株式相場見通し=急反騰、エヌビディア抜群の好決算でAI・半導体株買い戻し
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21日の東京株式市場は一気にリスクオンに傾き、日経平均株価は6日ぶりに急反騰に転じそうだ。前日まで直近5営業日合計で3400円以上も水準を切り下げており、リバウンド狙いの買い圧力が一気に高まる公算が大きい。前日は欧州株市場で主要国の株価が全面的に買われ、独DAXが1.4%高、仏CAC40が1.7%高と上昇率も軒並み高かった。トランプ米大統領がイランとの交渉が最終段階にあると発言したことが報じられ、原油市況の下落を横にらみに半導体関連などが買い戻された。米国株市場ではNYダウが大幅反発で一気に5万ドル台を回復。中東有事が収束することへの期待が景気敏感株や金融株など幅広い銘柄に投資資金が流入した。また、引け後に決算発表を控えるエヌビディア<NVDA>も堅調で半導体関連株全般が高く、ナスダック総合株価指数は上昇率でダウを上回った。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4.5%高と値を飛ばした。そして、注目のエヌビディアの決算内容は、5~7月期の売上高や粗利益率見通しが市場予想を上回る好調な内容で、800億ドル自社株買いも発表した。満額回答に近い決算イベントであったが、引け後の同社の株価は軟調に推移している。東京市場では、これまで売り込まれたAI・半導体関連が一斉に買い戻される展開が予想され、日経平均を押し上げそうだ。1000円を上回る上昇で6万1000~6万2000円台を指向する強調展開が有力視される。 20日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比645ドル47セント高の5万0009ドル35セントと大幅反発。ナスダック総合株価指数は同399.64ポイント高の2万6270.35だった。 日程面では、きょうは週間の対外・対内証券売買契約、4月の貿易統計、3月の機械受注、4月の食品スーパー売上高、4月の首都圏マンション販売、実質輸出入の動向など。海外では5月のユーロ圏PMI、5月の英PMI・独PMI・仏PMI、米5月のPMI(S&Pグローバル調査・速報値)が注目される。このほか、4月の米住宅着工件数、週間の米新規失業保険申請件数、5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数など。 出所:MINKABU PRESS