20日の株式相場見通し=続落か、下げ過ぎの反動でリバウンドも視野
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20日の東京株式市場は売り優勢の地合いが続き、日経平均株価は5日続落となりそうだ。6万円大台攻防を意識させる展開も想定される。前日の欧州株市場は独DAXが続伸した一方で仏CAC40は小反落となるなど高安まちまちだったが、欧州全体の株価動向を表すストックス・ヨーロッパ600指数は小幅ながら続伸、模様眺めの様相となった。世界的に長期金利の上昇が警戒されるなか、積極的な買いが入りにくい状況だった。米国株市場でも目先ポジション調整の売り圧力が強く、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに金利動向を横目に下値を探る展開となった。米10年債利回りは一時4.68%と約1年4カ月ぶりの水準まで上昇し投資家のセンチメントを冷やしている。イラン情勢は依然として進展が見られず、ホルムズ海峡の封鎖が長期化することへの懸念が拭えない。原油市況の高止まりでインフレ圧力が強まるなか、FRBが利下げではなく利上げを迫られるとの見方も次第に高まっている。現地時間20日引け後に開示予定のエヌビディア<NVDA>の決算発表を控え、この内容を見極めたいとの思惑も買い手控え要因となっている。この日はエヌビディアが小安く引けたが、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)はわずかにプラス圏で着地している。東京市場では米株安が重荷となるものの、前日まで4営業日で2700円超下落していることから突っ込み警戒感からの買い戻しも想定され、プラス圏に浮上するケースも考えられる。 19日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比322ドル24セント安の4万9363ドル88セントと反落。ナスダック総合株価指数は同220.03ポイント安の2万5870.70だった。 日程面では、きょうは4月の主要コンビニエンスストア売上高、4月の訪日外国人客数になど。海外では5月の中国最優遇貸出金利、4月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)、4月の英消費者物価指数(CPI)、4月28~29日開催分のFOMC議事要旨、米20年物国債の入札など。 出所:MINKABU PRESS