外為サマリー:一時158円90銭台に軟化、日銀「展望リポート」で6月以降の利上げの可能性意識
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28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=159円20銭前後と前日午後5時時点に比べ3銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=186円33銭前後と同65銭程度のユーロ安・円高で推移している。 日銀は28日まで開いた金融政策決定会合で、大方の市場の予想通り、政策の現状維持を決定した。ただし、議決に際し賛成したのは9人中6人で、中川順子審議委員と高田創審議委員、田村直樹審議委員の3人が反対した。経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では、26年度の生鮮食品を除く消費者物価指数に関する政策委員見通しの中央値が1月時点のプラス1.9%から今回、プラス2.8%に引き上げられ、展望リポートについては「タカ派的」と受け止められた。次回の6月または7月の金融政策決定会合での利上げの可能性が意識され、円の買い戻しが入った。ドル円は一時1ドル=158円90銭台まで軟化した。もっとも、円を買い上がる姿勢は限られ、日銀の植田和男総裁による記者会見での発言内容を見極めたいとの姿勢が次第に強まった。 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1706ドル前後と同0.0036ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。 出所:MINKABU PRESS