<動意株・20日>(大引け)=日電波、TWOST、安永など
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日本電波工業<6779.T>=急騰演じ青空圏突入視野。大陽線を示現し年初来高値を大幅更新した。2021年以降の相場で1900円台半ばが上限ラインとなっており、時価はその因縁場でいったん値動きが鈍ったが、緩んだ場面では大口の買いが観測される。水晶振動子や水晶機器など水晶デバイス専業メーカーとして世界トップクラスの技術力と商品シェアを誇る。AIデータセンター向けで電気信号と光信号を相互変換する光トランシーバーの需要が増勢の一途となるなか、光トランシーバーの必須デバイスである水晶製品で同社の収益機会が高まり、量産体制に入っている。1900円台後半まで上値を伸ばせば滞留出来高が希薄化し、実質的な青空圏で上げ足に弾みがつく可能性もある。 TWOSTONE&Sons<7352.T>=後場一段高。同社はきょう午後1時ごろ、グループのenableXがカソク(東京都新宿区)と、フィジカルAIを活用したホテルオペレーションDXの推進に向けた戦略的パートナーシップを締結したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。両社は住宅・ホテル業界における現場のナレッジ・ワークフロー・データの専門性を強化し、フィジカルAI事業を本格的に展開していく予定。また、住宅・ホテル領域にとどまらず、さまざまな業界とコラボレーションしながらフィジカルAIのフィールドオペレーションへの実装・応用に積極的に取り組むとしている。 安永<7271.T>=上昇加速で6連騰。前週末17日の取引終了後に、集計中の26年3月期連結業績について、売上高が従来予想の333億円から339億円(前の期比7.7%増)へ、営業利益が18億円から22億円(同2.9倍)へ、純利益が10億円から18億5000万円(同2.5倍)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。売上高が概ね従来予想どおりに推移する見込みであることに加えて、主に機械装置事業で改造案件及びアフターサービスが増加したことにより採算性が良化したことや、環境機器事業及びエンジン部品事業においても業績が堅調に推移したことが利益を押し上げた。なお、業績の上振れに伴い、期末配当予想を7円から16円へ引き上げ年間配当予想を23円(前の期13円)とした。 abc<8783.T>=大幅高で3連騰。前週末17日、シンガポールに拠点を置くWowoo社が推進する株式などのRWA(リアルワールドアセット)をオンチェーン化するプロジェクトに対し、技術支援を始めることで最終合意したと発表しており、材料視した買いが集まっている。今回のプロジェクトを通じ、国境を越えた資産移転の円滑化と年中無休の流動性の確保を図る。現在はリーガル面の整備を重点的に進めており、法務・コンプライアンス面におけるマイルストーンを達成次第、具体的なサービスの詳細を開示する。 ポート<7047.T>=もみ合い放れの様相。同社は就職情報サイトを運営するほか、エネルギー分野での成約支援ビジネスも展開している。そうしたなか、前週末17日取引終了後に系統用蓄電所事業に本格参入することを決議したと発表、これが新たな株価の刺激材料として投資マネーの食指を動かした。同事業に関しては初年度である26年3月期から黒字化し、27年3月期も通年で利益貢献する見通しとしており、中期的な業績拡大への期待が買いを引き寄せた格好だ。 クラダシ<5884.T>=3日ぶり反発で年初来高値とツラ合わせ。前週末17日取引終了後、新たに空き家再生事業を開始すると発表した。不動産事業に知見を持つ投資・コンサルティング会社のIntegrity(インテグリティ、東京都新宿区)と業務提携し、共同出資の合弁会社を設立することを通じて行う。合弁会社の社名は「Nestia」。出資比率はクラダシが51%、インテグリティが49%。今後の展開が期待されているようだ。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS