【↑】日経平均 大引け| 3日続伸、中東情勢の行方をにらみ伸び悩む (4月7日)
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日経平均株価 始値 53571.28 高値 53916.35 安値 53156.94 大引け 53429.56(前日比 +15.88 、 +0.03% ) 売買高 18億3000万株 (東証プライム概算) 売買代金 5兆7362億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント 1.日経平均は3日続伸、朝方に500円超の上昇みせる場面も 2.イラン攻撃への交渉期限は8日午前9時、様子見ムードに 3.下値抵抗力も発揮、後場後半には先物を絡めプラス圏浮上 4.原油高騰と円安による影響を警戒し、利食い急ぎの動きも 5.終盤値を消すが小幅高で着地、売買代金は5兆円台が続く ■東京市場概況 前日の米国市場では、前営業日比165ドル高と反発した。米・イランの停戦に向けた協議が進むとの見方から買いが優勢となった。 東京市場では、日経平均株価が上値指向となり、朝方は5万4000円台をうかがう場面もあったが、その後は強弱観が対立し伸び悩んだ。 7日の東京市場は、朝方は先物主導で上値を指向し、一時500円を超える上昇で5万3900円台まで水準を切り上げた。しかし、上昇一服後は目先筋の利食い急ぎの動きが出て、下値を探る展開に変わった。トランプ米大統領がイランに対し、大規模な軍事攻撃を仕掛けるまでの期限を米東部時間で7日の夜、日本時間では8日取引開始時の午前9時に定めたことで、この結果を見極めたいとの思惑から積極的な買いは入りづらい相場環境だった。他方、下値を売り込む動きにも発展せず、後場は先物を絡めたインデックス買いで下げ渋り、後場取引後半にプラス圏に再浮上した。原油先物価格が1バレル=115ドル台まで上昇するなど、為替の円安進行とあわせた物価高への警戒感が買いの気勢を削いでいる。プライム市場の売買代金は3営業日連続で5兆円台にとどまった。 個別では、断トツの売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A>が買い優勢だったほか、アドバンテスト<6857>も堅調。JX金属<5016>も頑強な値動き。三菱重工業<7011>、IHI<7013>、川崎重工業<7012>など防衛関連が強さを発揮した。インターメスティック<262A>が買われ、トレックス・セミコンダクター<6616>も高い。アステリア<3853>が上昇、日東紡績<3110>も物色人気に。サンリオ<8136>が値を上げ、東京計器<7721>も水準を切り上げた。 半面、ディスコ<6146>が大幅安。古河電気工業<5801>やフジクラ<5803>、住友電気工業<5802>などの電線株が軟調なほか、三井金属<5706>も下落した。INPEX<1605>も冴えない。さくらインターネット<3778>が利食われ、ARCHION<543A>が急落、東京製鐵<5423>の下げも目立った。マルマエ<6264>、ユニオンツール<6278>、ダブル・スコープ<6619>なども大きく水準を切り下げた。 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、TDK <6762>、キオクシア <285A>、イビデン <4062>、テルモ <4543>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約126円。うち65円はアドテスト1銘柄によるもの。 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、フジクラ <5803>、ディスコ <6146>、KDDI <9433>、中外薬 <4519>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約178円。 東証33業種のうち上昇は23業種。上昇率の上位5業種は(1)石油・石炭、(2)不動産業、(3)ガラス・土石、(4)銀行業、(5)その他金融業。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)情報・通信業、(3)鉱業、(4)水産・農林業、(5)空運業。 ■個別材料株 △インターメス <262A> [東証P] 「ちいかわ」コラボ商品好調で3月既存店売上高12.7%増。 △サンエー <2659> [東証P] 上限11.32%の自社株買いを材料視。 △JINSHD <3046> [東証P] 季節商材が稼働し3月既存店売上高7.6%増。 △グローバル社 <3271> [東証S] 大東建託 <1878> がTOBを実施して完全子会社化。 △GAテクノ <3491> [東証G] エスピーシー証券を子会社化。 △VNX <4422> [東証G] 航空自衛隊案件など防衛関連分野での活躍に視線集まる。 △FIXER <5129> [東証G] さくらネット向け生成AIサービス企業として思惑買い続く。 △Sクリプトエ <5721> [東証S] 系統用蓄電池で東ガスとアグリゲーター委託契約を締結。 △カプコン <9697> [東証P] サウジアラビアの投資会社が買い増し。 △太洋物産 <9941> [東証S] 穀物関連市況高騰の思惑を絡め投資資金の攻勢際立つ。 ▼アミタHD <2195> [東証G] 東証が信用規制の臨時措置を実施。 ▼Aバランス <3856> [東証S] 子会社に対し米国際貿易委が調査を開始と発表。 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ブイキューブ <3681>、(2)サンエー <2659>、(3)インターメス <262A>、(4)TOREX <6616>、(5)東洋証券 <8614>、(6)アステリア <3853>、(7)サーラ <2734>、(8)日東紡 <3110>、(9)アニコムHD <8715>、(10)JINSHD <3046>。 値下がり率上位10傑は(1)ARCHIO <543A>、(2)マルマエ <6264>、(3)ディスコ <6146>、(4)ユニオンツル <6278>、(5)WSCOPE <6619>、(6)Vテク <7717>、(7)フジクラ <5803>、(8)イーレックス <9517>、(9)テスHD <5074>、(10)東京製鉄 <5423>。 【大引け】 日経平均は前日比15.88円(0.03%)高の5万3429.56円。TOPIXは前日比9.22(0.25%)高の3654.02。出来高は概算で18億3000万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1129、値下がり銘柄数は411となった。東証グロース250指数は742.91ポイント(2.22ポイント高)。 [2026年4月7日] 株探ニュース