ダウ平均は続落 ホルムズ海峡の再開が見えず 本日はFRBの年内利上げ期待が台頭=米国株概況
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NY株式20日(NY時間16:25)(日本時間05:25) ダウ平均 45577.47(-443.96 -0.96%) S&P500 6506.48(-100.01 -1.51%) ナスダック 21647.61(-443.08 -2.01%) CME日経平均先物 51120(大証終比:-1870 -3.66%) きょうのNY株式市場でダウ平均は続落。下げていた原油相場が再び買われたことから、米株式市場も売りが優勢となった。また、米国債利回りが急上昇していることも圧迫。ホルムズ海峡の再開が見えず、イランが協議に消極姿勢との報道や、米国がイランへの地上部隊派遣の可能性に向け準備しているといったニュースも流れており、中東情勢は依然として混とんとしている。 今週のFOMCを受けた直後では見られなかったが、本日はFRBの年内利上げ期待が台頭。短期金融市場では年内に50%の確率で1回の利上げを織り込む展開が見られている。ただ、朝方にウォラーFRB理事のインタビューが伝わっていたが、「利上げの必要はないと考えている」と述べていた。5月に新FRB議長にウォーシュ氏が就任することを考えても、現時点で利上げまで織り込むのは時期尚早との指摘も出ている。 一方、中東情勢への不透明感は依然として根強いが、ストラテジストは「米株式市場は紛争勃発後15営業日目に入り、歴史的にはこのタイミングが底打ちの平均」と指摘。別のアナリストは「短期的な動きはホルムズ海峡の再開に依存する。数カ月ではなく数週間で再開すると予想している」と述べている。 半面、慎重な見方は根強く「株式市場は紛争が企業業績や経済に与える影響を過小評価している。株式と債券を見ると、紛争開始以降、市場はむしろ成長加速を織り込んでいるが、それは理に適わない。家計は実質購買力で1-2%失う」との指摘も出ている。 衛星画像のプラネット・ラブズ<PL>が決算を受け大幅高。地政学的緊張の高まりを背景に、商用衛星画像サービスの需要が拡大した。 サーバーのスーパー・マイクロ<SMCI>が大幅安。米当局が共同創業者のリャウ氏を起訴した。エヌビディア<NVDA>製のチップを使ったサーバーを中国に違法に迂回輸出したとしている。 テレビ局のネクスター・メディア<NXST>が上昇。同社によるテグナ<TGNA>買収について、米連邦通信委員会(FCC)が、メディア集中規制の適用を免除した上で承認した。 油田サービスのフローコ<FLOC>が下落。既存株主のGECアドバイザーズによる売り出しが発表された。 液化ガス運搬船のナビゲーター<NVGS>が下落。大株主の売り出しを発表した。 宇宙関連サービスのヨーク・スペース<YSS>が決算を受け大幅高。1月のIPO以降、始めての決算を公表。通期でEBITDAの黒字化を見込むなど堅調な見通しを示したことが好感されている。 児童書や教材を手掛けるスコラスティック<SCHL>が決算を受け上昇。アナリストからは、好意的に受け止められる内容との評価が出ている。 プラネット・ラブズ<PL> 33.83(+6.87 +25.48%) スーパー・マイクロ<SMCI> 20.53(-10.26 -33.32%) ネクスター<NXST> 226.81(+3.76 +1.69%) フローコ<FLOC> 21.69(-2.76 -11.29%) ナビゲーター<NVGS> 18.18(-0.99 -5.16%) ヨ-クスペース<YSS> 21.07(+3.39 +19.17%) スコラスティック<SCHL> 37.25(+3.01 +8.79%) アップル<AAPL> 247.99(-0.97 -0.39%) マイクロソフト<MSFT> 381.87(-7.15 -1.84%) アマゾン<AMZN> 205.37(-3.39 -1.62%) アルファベットC<GOOG> 298.79(-6.94 -2.27%) アルファベットA<GOOGL> 301.00(-6.13 -2.00%) テスラ<TSLA> 367.96(-12.34 -3.24%) メタ<META> 593.66(-13.04 -2.15%) エヌビディア<NVDA> 172.70(-5.86 -3.28%) AMD<AMD> 201.33(-3.94 -1.92%) イーライリリー<LLY> 906.70(-10.80 -1.18%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美