ダウ平均は序盤に比較的堅調もその後上げ幅を縮める=米国株概況
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ダウ平均は序盤に比較的堅調もその後上げ幅を縮める=米国株概況 きょうのNY株式市場、ダウ平均、ナスダックとも小幅ながら上昇して引けた。終値はダウ工業株30種平均が104.05ドル高の4万7954.99ドル、ナスダック総合指数が72.99高の2万3578.13、S&P500が13.28高の6870.40。 本日は比較的しっかりの動きで始まったが、週末前ということもあり、積極的な上値での買いは見られなかった。ダウ平均は一時280ドル超の上昇も、その後調整売りに押され上げ幅を縮めた。 マグニフィセントセブンは総じて小動き。メタ<META>が1.8%高、寄り付き前から買いが出ていたアルファベットC<GOOG><GOOGL>も1%を超える上昇.そのほかは1%以下の上下。 ダウ採用銘柄ではセールスフォース<CRM>が5%を超える上昇。銀行大手ゴールドマン<GS>、通信大手ベライゾンもしっかり。バイオ医療のアムジェン<AMGN>が軟 調。ペムブロリズマブ併用AMG355の第1相試験で登録患者数が大幅に減少したことなどを嫌気した。 今朝最も注目された株式関連ニュースは動画配信大手ネットフリックス<NFLX>がメディア大手ワーナーブラザース・ディスカバリー<WBD>を買収することで合意との報 道。ネットフリックスは時間外から売りが出て、NY市場でもマイナス圏。ワーナーは買いが優勢となった。 AI対応の倉庫自動化プラットフォームを手掛けるシンボティック<SYM>は昨日の下げに続いて、今朝もマイナス圏でスタート、一時持ち直しも、その後再び売りが強ま った。 産婦人科医使用診断製品などのヘルスケア製品のクーパー<COO>は、8-10月期の決算および通年決算を発表。2026年の予想EPSが市場予想を上回ったことで買い が出た。 利下げ観測の影響もあって小売関係に強い銘柄が見られ、化粧品小売りチェーンのアルタ・ビューティ<ULTA>は業績予想の上方修正を受けて大きく上昇。水曜日の決算を 受けて昨日大幅上昇のディスカウントストアチェーンのダラー・ツリー<DLTR>が今日もしっかり。 アップル<AAPL> 278.78(-1.92 -0.68%) マイクロソフト<MSFT> 483.16(+2.32 +0.48%) アマゾン<AMZN> 229.53(+0.42 +0.18%) アルファベットC<GOOG> 322.09(+3.70 +1.16%) アルファベットA<GOOGL> 321.27(+3.65 +1.15%) テスラ<TSLA> 455.00(+0.47 +0.10%) エヌビディア<NVDA> 182.41(-0.97 -0.53%) メタ<META> 673.42(+11.89 +1.80%) アムジェン<AMGN> 329.89(-10.27 -3.02%) ゴールドマン<GS> 854.56(+16.73 +2.00%) ベライゾン<VZ> 41.69(+0.43 +1.04%) ワーナーブラザース・ディスカバリー<WBD> 26.08(+1.54 +6.28%) ネットフリックス<NFLX> 100.24(-2.98 -2.89%) シンボティック<SYM> 59.70(-0.78 -1.29%) クーパー<COO> 81.40(+4.37 +5.67%) アルタ・ビューティ<ULTA> 601.50(+67.55 +12.65%) ダラー・ツリー<DLTR> 122.44(+6.57 +5.67%) MINKABU PRESS
