ラバブルMG、前期経常を11%上方修正

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決算

 ラバブルマーケティンググループ <9254> [東証G] が12月2日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年10月期の連結経常利益を従来予想の1億5000万円→1億6600万円(前の期は1億4700万円)に10.7%上方修正し、増益率が2.0%増→12.9%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3300万円の黒字→4900万円の黒字(前年同期は800万円の赤字)に48.5%増額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高につきましては、SNSマーケティング支援を行う株式会社コムニコにおいて提供しているSNS運用支援ツール「comnico Marketing Suite」が高成長を維持し、過去最高収入を更新する見込みです。また、M&Aにより2024年11月にグループ入りしたWeb制作・コンサルティング会社である株式会社ユニオンネット、2024年12月に事業譲受により加わった、食分野に特化したインフルエンサーマーケティング支援サービス「Life in the Kitchen(ライフインザキッチン)」事業の売上が寄与しており、おおむね期初の業績予想通り2,630百万円(前回発表予想比2.6%減少)で着地する見込みです。調整後EBITDA、営業利益及び経常利益につきましては、AIを前提とした開発体制へ移行・業務効率化を大きく進めることで費用削減効果を生んだ結果、調整後EBITDA224百万円(前回発表予想比12.3%増加)、営業利益160百万円(前回発表予想比6.9%増加)、経常利益166百万円(前回発表予想比11.2%増加)で着地する見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、2025年7月に株式会社コムニコが吸収合併した株式会社DXディライトから引き継いだ税務上の繰越欠損金とその税効果の影響で法人税等調整額(益)48百万円を計上する等、法人税等の税金負担が大幅に軽減された結果、133百万円(前回発表予想比66.5%増加)と期初の業績予想から大幅な増額となる見通しとなったことから各段階利益を上方修正いたしました。

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