日本精機が3連騰で新値街道復帰、7~9月期営業2.9倍増益評価で超低PBR見直しも
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日本精機<7287.T>が3連騰、11月6日につけた年初来高値1852円を奪回し新値街道への復帰を果たした。自動車用計器や二輪車用計器のトップメーカーで、ヘッドアップディスプレーでも世界首位級の実力を有するが、足もとの業績は二輪車用計器が好調で全体収益を牽引し、急回復トレンドに入っている。11日取引終了後に発表した26年3月期上期(25年4~9月)決算は営業利益段階で前年同期比52%増の52億4700万円と大幅な伸びを達成。特に7~9月期でみると同利益は前年同期比2.9倍という高変化を示しており、これをポジティブ視する形で投資資金が流入した。株価指標面ではPBRが0.5倍弱と解散価値の半値水準にあり、水準訂正余地の大きさも意識されている。 出所:MINKABU PRESS
