ソフトバンクG急反落、エヌビディア株売却しオープンAIの影響度が拡大へ

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 ソフトバンクグループ<9984.T>が急反落している。同社は11日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比7.7%増の3兆7368億4300万円、最終利益は同2.9倍の2兆9240億6600万円となった。ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)事業の投資利益が拡大。米オープンAIへの出資に伴う評価益が膨らんだ一方、保有するエヌビディア<NVDA>株を10月に全て売却していたことを明らかにした。このほか、12月31日を基準日とする1対4の株式分割を発表している。ソフトバンクGの業績に関しては今後、未公開株であるオープンAIの企業価値の影響度が増すこととなり、AIブームが一服した際の業績への悪影響などが意識されているもよう。一方で、9月中間期が大幅な最終増益で着地したことを評価する買いも入っており、安寄り後に急速に下げ幅を縮小する場面もみられる。

出所:MINKABU PRESS

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