東京株式(前引け)=続伸、円安と配当権利取りが支えに

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市況

 25日前引けの日経平均株価は前営業日比89円40銭高の4万5719円71銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は7億9711万株、売買代金概算は2兆5736億円。値上がり銘柄数は922、対して値下がり銘柄数は602、変わらずは92銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は売り買い交錯のなかもやや買い優勢の地合い。前日の米国株市場が軟調だったことを受け、日経平均は朝方マイナス圏で推移する場面もあったが、売り一巡後は底堅さを発揮。外国為替市場でドル円相場が前日夕方時点に比べ円安に振れていたことや、あすに期限を迎える9月末の配当権利取り狙いの動きを支えにプラス圏に浮上した。その後は利益確定売りをこなしつつ堅調に推移した。プライム市場の値上がり銘柄数は全体の約57%を占めた。

 個別ではソフトバンクグループ<9984.T>が高く、ディスコ<6146.T>、東京エレクトロン<8035.T>がしっかり。住友金属鉱山<5713.T>、JX金属<5016.T>が大幅高。サンリオ<8136.T>、ソニーグループ<6758.T>が水準を切り上げ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクも堅調。ハピネット<7552.T>が値を飛ばした。半面、アドバンテスト<6857.T>が安く、レーザーテック<6920.T>、フジクラ<5803.T>が値下がり。任天堂<7974.T>、IHI<7013.T>も軟調だった。

出所:MINKABU PRESS

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