午前:債券サマリー 先物は反落、米金利上昇や株高が影響

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市況

 18日の債券市場で、先物中心限月12月限は反落。前日の米長期債相場が下落(金利は上昇)したことや、この日の日経平均株価が大幅高となったことが影響した。

 米連邦準備理事会(FRB)は17日のFOMCで0.25%の利下げを決めた。利下げ幅は予想通りと受け止められ、同日の米長期金利が上昇した流れが東京市場に波及した。朝方の売りが一巡したあとは上げに転じる場面もあったが、パウエルFRB議長の記者会見が市場の想定ほどハト派的ではなく、米金利の低下余地が乏しいとの見方から追随買いは広がらず。株高で投資家がリスク選好姿勢を強めていることが債券売りにつながり、先物は午前10時30分すぎに136円47銭まで軟化する場面があった。

 午前11時の先物12月限の終値は、前日比14銭安の136円51銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.010%高い1.600%で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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