伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (9月11日記)
投稿:
日経平均株価は、9日の高値4万4185円が戻り高値になっているなら、昨日の高値付近が一時的な反発の終点となって本日の価格が下降を開始する公算です。 弱気の展開になる場合、寄り付き値が昨日の終値4万3837円以下から始まって、寄り付き後の早い時間帯から下降を開始すると考えられます。 5月以降のジグザグに上値、下値を切り上げる動きを継続中なら、昨日の高値は戻り高値になる可能性のある場所になります。 本日の価格が上昇して9日の高値を超えると、現在はジグザグの流れと異なった動き、9月3日以降の勢いの強い上げの流れを継続していることを考えておく必要が出てきます。 その場合は目先は4万5000円が視野に入ります。 情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend 【伊藤智洋 プロフィール】 1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。 株探ニュース