午前:債券サマリー 先物は続落、長期金利上昇し1.505%で推移

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市況

 13日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は続落した。日経平均株価はこの日も大幅高となり、史上初めて4万3000円台に乗せた。投資家のリスク許容度が上向くなかで、安全資産とされる国債には売りが出た。

 前日のニューヨーク市場で長期金利は4.29%と小幅に上昇(債券価格は小幅に下落)した。7月の米消費者物価指数(CPI)で、食品とエネルギーを除くコア指数の伸び率が市場予想を上回った。インフレ懸念が米国債の重荷となった。

 日本の財務省は5年債入札を通告した。市場では波乱なく通過するとの見方が広がっているもようだ。

 先物9月限は前営業日比9銭安の138円47銭で午前を終えた。新発10年債は2営業日ぶりに取引が成立。利回り(長期金利)は前週末8日に比べて0.020ポイント高い1.505%で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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