東京株式(前引け)=前週末比1029円高、米関税の警戒感後退で最高値上回る

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市況

 12日前引けの日経平均株価は前週末8日に比べ1029円19銭高の4万2849円67銭。前場のプライム市場の売買高概算は13億8595万株、売買代金概算は3兆4764億円。値上がり銘柄数は1033、値下がり銘柄数は537、変わらずは52銘柄だった。

 日経平均株価は大幅高。半導体関連株への買いが強まったほか、米関税に対する警戒感が後退した。日経平均株価は4万2800円台に上昇し、24年7月11日につけた終値ベースの最高値(4万2224円)を上回って推移している。同日に記録した取引時間中の最高値(4万2426円)を更新した。トランプ米大統領は11日、中国に対する関税の停止措置を90日間延長する大統領令に署名したと報道され、市場には安心感が強まった。

 個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984.T>が連日の大幅高となり、アドバンテスト<6857.T>やディスコ<6146.T>、レーザーテック<6920.T>が買われた。サンリオ<8136.T>が急伸し、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三菱重工業<7011.T>が値を上げ、トヨタ自動車<7203.T>も堅調。半面、任天堂<7974.T>やNEC<6701.T>、SMC<6273.T>が安く、オリンパス<7733.T>やニトリホールディングス<9843.T>が下落した。

出所:MINKABU PRESS

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