伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(7月2日記）

　日経平均株価は目先、一気に6月23日安値の3万8026円まで下げるか、短期の天井型を形成してから下げるかのどちらかの展開が考えられます。

　天井型を形成するなら、本日は5月29日～6月2日の下げ幅（1134円幅）と同程度の下げになる地点（3万9718円）付近で下値を支えられる公算です。

　目先、一本調子に下げるなら、寄り付き後、すぐに下降を開始して、6月26日安値の3万9056円を目指す動きになると考えられます。

情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend


【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない　弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。

株探ニュース