東京株式(寄り付き)=3万7000円割れ、米株安と不安定な為替動向を横目にリスクオフ

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市況

 22日の東京株式市場は大きく売りが先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比367円安の3万6931円と続落。

 前日の米国株市場ではリスク回避ムードのなか取引後半に下落圧力が強まり、NYダウは一時900ドル安近い下げをみせた。トランプ米大統領が掲げる大型減税政策は共和党内での調整が続くが、財政悪化懸念から米長期金利の上昇が加速しネガティブ材料となった。また、中東ではイスラエルとイランの対立が先鋭化し地政学リスクも警戒されている。そうしたなか、為替市場では一時1ドル=143円台前半まで円高が進み、その後は急速に円安方向に巻き戻されるなど不安定な値動きで、東京市場では米株安と合わせてマーケット心理を冷やしている。日経平均は寄り付き時点で3万7000円台を割り込んだ。

出所:MINKABU PRESS

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