伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (5月15日記)
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日経平均株価は昨晩のNYダウが下げた流れを映して寄り付き値が下放れて始まる公算です。 現在の上昇が昨年12月27日の高値4万0398円まで上げる動きではなく、昨年12月27日以降の下げの流れに変化がないなら、3月26日の高値3万8220円前後の値位置が上昇の限界だと推測できます。 大勢弱気の見方が正しければ、現在は戻り高値をつける作業へ入っているか、5月13日の高値3万8494円が戻り高値となって、すでに下げの流れへ入っているかのどちらかだと考えられます。 本日は寄り付き後に価格が上昇しても、昨日の安値3万7851円程度で上値を抑えられて、すぐに下降を開始する公算です。 まだ上昇の流れを継続中なら、本日は寄り付きで示す弱さを払拭する値動きが必要です。 本日は寄り付き後すぐに上昇を開始して、昨日の高値3万8325円まで一気に上げる展開になると考えられます。 情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend 【伊藤智洋 プロフィール】 1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。 株探ニュース