15日の米株式市場の概況、NYダウ271ドル高 米金利低下が支援

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 15日の米株式市場では、NYダウが前日比271.69ドル高の4万2322.75ドルと3日ぶりに反発した。4月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.5%低下と、市場予想に反して落ち込んだことを受けて、米長期金利が低下。株式相場には追い風となった。ハイテク株の一角には利益確定目的の売りが出た。
 
 シスコ・システムズ<CSCO>が買われ、コカ・コーラ<KO>やIBM<IBM>が堅調推移。ディア&カンパニー<DE>が値を上げ、ブート・バーン・ホールディングス<BOOT>とフット・ロッカー<FL>が大幅高となった。一方、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が急落。DXCテクノロジー<DXC>が株価水準を切り下げ、ファイサーブ<FI>やディックス・スポーティング・グッズ<DKS>が大幅安となった。

 ナスダック総合株価指数は34.491ポイント安の1万9112.319と7日ぶり小反落。アマゾン・ドット・コム<AMZN>やテスラ<TSLA>、メタ・プラットフォームズ<META>が軟調推移。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が冴えない展開となり、コアウィーブ<CRWV>が値を下げ、コインベース・グローバル<COIN>が売られた。半面、マイクロソフト<MSFT>が小じっかり。ネットフリックス<NFLX>が上伸し、ネクストラッカー<NXT>が高い。

出所:MINKABU PRESS

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