伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(4月16日記）

　日経平均株価は、最近の下げにくい動きから、現在が下降途中の一時的な反発ではなく、昨年12月以降の下げ幅全体の修正局面である可能性が大きくなったと言えます。

　目先は一気に7日安値の3万0792円に接近する動きにならず、価格が下げても11日の安値3万2626円が意識される動きになると考えられます。

　本日、価格が下げる場合、寄り付き後すぐに下降を開始する公算です。

　本日の価格が上昇するなら、価格が下げても14日安値の3万3887円が意識されて、下値を支えられる動きになると考えられます。

情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend


【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない　弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。

株探ニュース