午前:債券サマリー 先物は反落、株高や米金利上昇が影響
午前:債券サマリー 先物は反落、株高や米金利上昇が影響
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3日の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。日経平均株価が急反発したことや、この日の時間外取引で米長期金利が上昇したことが影響した。 前週末2月28日の米株式相場が上昇したことを手掛かりに、日経平均株価が急反発したことから投資家のリスク選好度が高まり、相対的に安全資産とされる債券に売りが出やすかった。また、時間外取引で米長期金利が上昇したことも重荷で、債券先物は午前9時20分すぎに一時139円45銭まで軟化した。その後は下げ渋る動きとなったが、あす4日に10年債入札を控えて積極的には動きにくいことから戻りは鈍かった。 午前11時の先物3月限の終値は、前週末比28銭安の139円49銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて0.030%上昇の1.400%で推移している。 出所:MINKABU PRESS