16日の株式相場見通し=もみ合い、日米中銀の政策決定会合控え様子見ムード

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市況

 16日の東京株式市場は様子見ムードのなか、日経平均株価は6万3000円台半ばを中心としたもみ合いが予想される。世界的な長期金利上昇が株式市場にとって一段と逆風を強める材料となっている。前日の欧州株市場では、独DAXや仏CAC40など主要国の株価をはじめ総じて軟調な展開を強いられた。原油市況高などを背景にインフレ警戒感が拭えず、買いが手控えられている。欧州主要600社の株価で構成されるストックス・ヨーロッパ600指数も続落し、今年6月中旬以来約3カ月ぶりの安い水準に落ち込んだ。米国では、NYダウなど主要株価3指数が揃って続落、ダウは下値支持ラインとなっていた75日移動平均線を再び下放れる形となった。米10年債利回りは一時5%台に乗せ、2007年以来約19年ぶりの水準まで上昇、投資家のセンチメントを冷やした。16日のFOMCの結果発表を目前に控えるなか、FRBは利上げに動く可能性が極めて高いとみられているが、市場の関心はFRBが年内にもう1回利上げを行うのかどうかということに向いている。東京市場でも18日までの日程で行われる日銀金融政策決定会合で利上げが確実視されているが、年内の追加利上げの可能性を織り込む段階にあり、株式市場は足もと不安定な値動きを強いられそうだ。きょうは値ごろ感からの押し目買いも予想されるが、国内新発10年債利回りは1996年9月以来30年ぶりの高水準にあることで、日経平均は上昇したとしても上値は限定的なものにとどまる公算が大きい。

 15日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比328ドル09セント安の5万2093ドル11セントと続落。ナスダック総合株価指数は同204.85ポイント安の2万5981.57だった。

 日程面では、きょうは7月の機械受注、8月の貿易統計、1年物国庫短期証券の入札、8月の訪日外国人客数など。海外では7月のユーロ圏鉱工業生産、8月の英消費者物価指数(CPI)、ブラジル中銀による政策金利決定のほか、FOMCの結果発表とウォーシュFRB議長の記者会見に注目度が高い。また、8月の米輸出入物価指数、9月の米NAHB住宅市場指数、7月の米企業在庫、7月の対米証券投資なども開示される。

出所:MINKABU PRESS

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