<動意株・15日>(大引け)=フォトシンス、ブレインズ、エクサWizなど
投稿:
Photosynth<4379.T>=商い膨らませ大幅続伸。今年4月下旬以来の高値圏に浮上してきた。前日の米国株市場では半導体関連などAI関連のインフラ構築で潤うツルハシ銘柄に利益確定の動きが目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が6%近い急落を示した。ただ、セールスフォース<CRM>やパランティアテクノロジーズ<PLTR>、サービスナウ<NOW>などソフトウェア関連株への買いが全体相場を支えた。東京市場でもAIソリューションを手掛ける企業群に物色の矛先が向いている。そのなか、クラウドを活用した入退室管理システムなど手掛けるフォトシンスは、フィジカルAI領域にも積極的に踏み込んでおり、投資資金を誘引した。同社はAWSジャパンの「フィジカル AI 開発支援プログラム」に採択されるなど存在感を示している。 ブレインズテクノロジー<4075.T>=急反発で一時ストップ高。企業を対象にAIを実装するソフトウェア事業(エンタープライズAIソフトウェア事業)を手掛けるが、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を囲い込み、足もとの業績は好調な推移をみせている。26年7月期は営業利益段階で前の期比5割増となる2億5000万円と大幅な伸びを示した。トヨタグループとの関係も厚く、業容拡大路線をまい進中。8月下旬には、製造現場向け「フィジカルAI現場実装・ロボット導入支援サービス」の提供を開始するなど同分野での展開力に期待がかかっている。 エクサウィザーズ<4259.T>=大幅続伸。同社はきょう、自社のAI対話型ロールプレイングサービス「エクサベース ロープレ」がエーザイ<4523.T>に導入されたことを明らかにしており、これが株価を刺激しているようだ。同社はAIロープレ市場のパイオニアとして、今後もAI技術を活用した人材育成ソリューションを通じて、製薬業界をはじめ多様な産業における顧客本位のサービス提供と人材育成の高度化を支援するとしている。 tripla<5136.T>=異彩高。物色の矛先向かい年初来高値更新を更新した。同社はホテルや旅館など宿泊施設向けにクラウド型の予約システムや決済システムを提供、AIチャットボットなど会話ツールも提供している。足もとの業績は会社側の想定を上回る絶好調で推移しており、14日取引終了後に期中2度目となる26年10月期業績予想の上方修正を発表した。主力のホテル向け宿泊予約エンジンが高水準の需要を取り込み収益に貢献、営業利益は従来予想の8億2200万円から10億2900万円(前期比98%増)に増額した。既に修正前時点で今期は連続最高益更新見通しにあったが、更に大幅に上乗せされる格好となった。 中本パックス<7811.T>=急速人気化。一気に年初来高値を更新した。同社は14日取引終了後、27年2月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の32億6500万円から38億7400万円(前期比30.8%増)に引き上げた。売上高予想は520億円から550億円(同10.8%増)に上方修正。原材料などのコスト上昇に対する転嫁、紙関係製品やトップシールの販売増加、供給不安による前倒し受注、半導体や電子部品市場の需要拡大が主な要因だとしている。また、中間配当と期末配当の計画をそれぞれ従来比4円増額の41円にすることも発表。これにより、年間配当は82円(前期は71円)となる。 ビーエイブル<604A.T>=上昇加速でストップ高。14日取引終了後、27年7月期単独業績予想について売上高を118億4900万円(前期比19.6%増)、営業利益を14億1800万円(同40.5%増)と発表した。売上高、営業利益とも前期に続き過去最高を更新する見通し。配当予想は20円(前期同額)とした。これを好感した買いが膨らんでいる。同時に発表した26年7月期決算は、売上高が99億800万円(前の期比10.3%増)、営業利益が10億900万円(同50.4%増)だった。福島第一原子力発電所向け廃炉関連工事を中心に受注や工事進捗が堅調だった。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS