<注目銘柄>=ナブテスコ、ロボット、防衛関連拡大で中長期成長に期待
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ナブテスコ<6268.T>は、5月14日に年初来高値6113円をつけて以降、調整局面にあるが、これにより割高感が薄れてきた。防衛や船舶関連といった成長性の高い製品が業績牽引役となり、中長期的な成長が期待できるだけに、時価水準は投資妙味十分だ。 7月31日に6月中間期決算を発表し、売上高1674億100万円(前年同期比16.8%増)、営業利益158億4600万円(同72.4%増)となった。中国・韓国の自動車メーカーを中心とした産業用ロボット向けや一般産業向けで需要が好調に推移し精密減速機の受注増加が継続したほか、航空機器や舶用機器が伸長。また、欧州、北米で建物用ドア需要が回復したことも寄与した。 上期の好調を受けて、会社側では26年12月期通期業績予想について売上高を3270億円から3440億円(前期比11.7%増)へ、営業利益を277億円から326億円(同57.3%増)へ上方修正した。ただ、研究開発費の後ずれや精密減速機などコンポーネントソリューション事業の生産性改善が想定以上に進んでいることを考慮すると上振れ余地は十分で営業利益330億円強を見込む調査機関も多い。更に米国における産業用ロボット需要の回復や舶用機器の伸長、国内防衛予算の拡大などを考慮すると、中長期的な成長にも期待が持てる。 決算発表と同時に上限を400万株(自己株式を除く発行済み株数の3.40%)、または150億円とする自社株買いも発表した。取得期間は8月3日から11月30日までで、取得した全自社株は12月15日付で消却する予定。従来よりも資本効率への意識が高まっている点は前向きに評価したい。(仁) 出所:MINKABU PRESS