東京株式(大引け)=1130円安と反落、中東有事リスク意識され後場に値を崩す
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8日の東京株式市場は手掛かり材料難が意識されるなか不安定な地合いとなり、日経平均株価は朝安後に切り返したものの取引終盤に売りがかさみ、結局大幅安で安値引けとなった。 大引けの日経平均株価は前営業日比1130円51銭安の6万5269円33銭と大幅反落。プライム市場の売買高概算は21億1万株、売買代金概算は8兆4774億円。値上がり銘柄数は362、対して値下がり銘柄数は1158、変わらずは34銘柄だった。 きょうの東京市場は、先物主導で上下に不安定な値動きを強いられた。前日の米国株市場が休場で手掛かり材料に事欠くなか、寄り付きはリスクオフに傾き日経平均は500円を超える下げでスタート。しかし、その後は一貫して下げ渋り、ほどなくプラス圏に浮上した。ただ、上値も重く、前引けは小幅プラス圏で着地。後場に入ると、中東でのエネルギー施設への攻撃が報じられ、これを受けた原油先物価格の上昇を横目に売り圧力が強まった。外国為替市場では一時1ドル=152円台まで円高に振れ、これも輸出セクター中心に売りを誘う要因となった。値下がり銘柄数は1100を上回り全体の約75%を占め、4銘柄のうち3銘柄は下落した勘定となる。また、売買代金は引け際に急膨張し8兆5000億円弱と高水準だった。 個別では、売買代金断トツとなったキオクシアホールディングス<285A.T>だが、後場に値を崩したほか、アドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>なども売られた。太陽誘電<6976.T>、村田製作所<6981.T>などの下げも際立つ。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが冴えない。ファーストリテイリング<9983.T>、リクルートホールディングス<6098.T>も下値を探った。セイコーグループ<8050.T>が急落、シチズン時計<7762.T>、第一工業製薬<4461.T>、武蔵精密工業<7220.T>なども大幅安に売り込まれた。 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が商いを伴い続急伸で一人気を吐く状態。JX金属<5016.T>も買いが優勢だった。東洋エンジニアリング<6330.T>が上値を追ったほか、ニトリホールディングス<9843.T>が物色人気、オリエンタルランド<4661.T>も堅調。ネクセラファーマ<4565.T>は値上がり率トップに買われた。萩原工業<7856.T>が値を飛ばし、神戸物産<3038.T>、山崎製パン<2212.T>なども買われた。 出所:MINKABU PRESS