東京株式(大引け)=1889円安、長期金利上昇を嫌気し9割超の銘柄が下落

投稿:

市況

 2日の東京株式市場はリスクオフ一色の地合いとなり、日経平均は大幅安で始まった後も下値を切り下げる展開に。後場も終盤売り直されこの日の安値圏で引けている。

 大引けの日経平均株価は前営業日比1889円70銭安の6万4325円64銭と大幅安で3日続落。プライム市場の売買高概算は24億1905万株、売買代金概算は8兆344億円。値上がり銘柄数は100、対して値下がり銘柄数は1436、変わらずは19銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方から先物主導で下値を探り、やや波乱含みの地合いとなった。前日の米国株市場では主要株価3指数が揃って3日続落と軟調だったが、リスクオフの流れは東京市場で加速した格好だ。米国がイランへの空爆を開始したが、これを背景に原油先物価格が高騰し、インフレ警戒感を助長。ここ世界的に懸念されている長期金利上昇にも弾みがついたことで、株式市場からの資金退避の動きを誘発した。前日に3%大台に乗せた国内10年債利回りは、きょうは一段と水準を切り上げ一時3.015%まで上昇、投資家のセンチメントを冷やしている。日経平均は一時2000円近い下落をみせる場面があった。値下がり銘柄数は1400を上回り全体の92%を占めた。対して値上がり銘柄数はわずか100銘柄にとどまっている。売買代金上位50傑で上昇したのは1銘柄のみだった。

 個別では、アドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>、ディスコ<6146.T>など半導体主力株が値を下げ、フジクラ<5803.T>も軟調。太陽誘電<6976.T>、村田製作所<6981.T>など電子部品株も下値を探った。リクルートホールディングス<6098.T>、ファーストリテイリング<9983.T>が安く、キーエンス<6861.T>も大きく水準を切り下げた。三井金属<5706.T>の下げも目立つ。日鉄鉱業<1515.T>、住友金属鉱山<5713.T>が急落したほか、メルカリ<4385.T>、セイコーグループ<8050.T>、四国化成ホールディングス<4099.T>なども大幅安に売られた。

 半面、キオクシアホールディングス<285A.T>が底堅く前日比横ばいで着地、伊藤忠商事<8001.T>も小幅ながらプラス圏をキープした。第一三共<4568.T>が堅調、セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>もしっかり。伊藤園<2593.T>が大幅高で気を吐いた。インフォマート<2492.T>、住友ファーマ<4506.T>が強さを発揮。あいちフィナンシャルグループ<7389.T>も値を上げた。

出所:MINKABU PRESS

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。