株価指数先物【寄り前】 エヌビディア決算を控え、リバランス中心の動きに

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先物

大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 65970 +30 (+0.04%)
TOPIX先物 4100.5 +10.0 (+0.24%)
シカゴ日経平均先物 66060 +120
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 25日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。米国務省が退避させていた中東地域の米大使館職員の復帰に向けた準備を進めている、と報じられた。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が進むとの観測から、WTI原油先物は1バレル=82ドル台に下落。米長期金利の低下も投資家心理の改善につながった。前日に下げが目立っていたエヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ、マーベル・テクノロジー、マイクロン・テクノロジーなど半導体株の一角が買い戻され、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.4%高で終えた。

 NYダウ構成銘柄ではエヌビディアのほか、シスコシステムズ、ゴールドマン・サックス・グループ、キャタピラー、IBMが買われた。半面、ナイキ、ウォルマート、シェブロン、プロクター・アンド・ギャンブル、マクドナルドが軟調。

 シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比120円高の6万6060円だった。25日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比100円安の6万5840円で始まった。その後はロング優勢の流れからプラスに転じ、6万6370円まで買われた。ただ、米国市場の取引開始後に軟化すると、6万5560円まで下落する場面もみられた。売り一巡後は6万5800円~6万6100円辺りと日中終値を挟んで保ち合いを継続。日中比30円高の6万5970円でナイトセッションの取引を終えた。

 日経225先物は、シカゴ先物にサヤ寄せする形でやや買いが先行することになりそうだ。ナイトセッションで6万6370円まで買われる場面もみられたが、75日移動平均線(6万6490円)が心理的な抵抗線として意識される一方で、25日線(6万5660円)が支持線として機能する形だった。引き続き25日線水準での底堅さを見極めつつ、スキャルピング中心のトレードになりそうである。

 米国ではエヌビディアが8日ぶりに反発した。明日の決算発表を前に持ち高調整の売りが続いていたが、調整一巡からリバランスの動きをみせた形であろう。東京市場でも決算発表後のエヌビディアの値動きが相場に影響を与える可能性があるため、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい。ただ、指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株は足元の調整でショートに傾いている可能性があるため、いったんニュートラルに近づけてくることも考えられ、先物市場でもリバランスの動きが意識されよう。

 そのため、25日線水準では押し目待ち狙いのロング対応に向かわせ、75日線を捉えてくるようだとショートカバー狙いでのロングが強まる可能性がある。もっとも、スキャルピング中心のため利食いに伴うロング解消も早く、動きが鈍ればショートに傾くことも考えられる。オーバーナイトのポジションは避けるとみられ、後場は前場の動きに対するリバランスに向かわせそうだ。

 日経225先物は25日線と75日線との推移が意識されやすく、オプション権利行使価格の6万5500円から6万6500円のレンジを想定する。ただし、25日線を明確に割り込んでくるようだと、ボリンジャーバンドの-1σ(6万3770円)、75日線突破では+1σ(6万7550円)が射程に入ってくる。短期的にトレンドが強まる局面では、その後のカバー狙いのスタンスになろう。

 25日の米VIX指数は15.45(24日は15.85)に低下した。一時16.30まで切り上がる場面もみられたが、その後は25日線(16.21)が抵抗線として機能する形で下げに転じている。リスク選好に向かわせそうだが、煮詰まり感も意識される形状であり、再び25日線を捉えてくる動きには警戒しておきたい。

 25日のNT倍率は先物中心限月で16.12倍(24日は16.05倍)に上昇した。半導体やAI関連株が売られるなかでNTショートに向かい、朝方には15.88倍まで低下して-1σ(15.92倍)を割り込む場面もみられた。しかし、その後は半導体株などが切り返したことで、NTショートの巻き戻しが強まったようだ。25日線(16.17倍)を捉えてくるようだと、NTロングを組成する動きが強まりそうである。

株探ニュース

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