前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

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材料

■アスタリスク <6522>  2,048円 (+68円、+3.4%)

 アスタリスク <6522> [東証G]が4日ぶり大幅反発。同社は24日の取引終了後、RFID技術の活用により、商品の認識から決済までをショッピングカート上で完結できる「RFIDスマートカート」の開発を本格的に実施したと発表。これを手掛かり視した買いが入った。レジを前に並ばずに済み、商品をカゴのなかに入れるだけで買い物が完了するという。国内市場に加えて海外市場への展開も視野に入れているとしている。

■ニチアス <5393>  3,361円 (+105円、+3.2%)

 ニチアス <5393> [東証P]が大幅続伸。SBI証券が24日、ニチアスの目標株価を4460円から4890円に増額修正した。投資判断は「買い」を継続している。27年3月期第1四半期(4-6月)決算について、 半導体製造の前工程の装置向けにフッ素樹脂製品などの販売が大幅に伸長し、高機能製品事業が拡大したと評価。工業製品やプラント向け工事・販売事業も好調だったとしつつ、キャッシュ創出力が高まっていることを踏まえ、株主還元拡充の可能性を指摘する。同証券はニチアスの28年3月期営業利益予想を従来の520億円から580億円に引き上げた。

■ローツェ <6323>  4,059円 (+106円、+2.7%)

 ローツェ <6323> [東証P]が3日続伸。24日取引終了後、子会社を通じて中国に現地法人を設立すると発表した。中国市場向け半導体関連装置の需要拡大に伴い、生産体制を強化する狙いがある。これが手掛かりとなったようだ。

■JR東日本 <9020>  3,625円 (+88円、+2.5%)

 東日本旅客鉄道 <9020> [東証P]が反発。今年4月に伊藤忠商事 <8001> [東証P]と不動産事業分野における統合契約を発表している。10月にJR東日本が60%、伊藤忠が40%出資する新会社が発足する予定で、データセンター分野での事業展開などに注目が集まっている。8月24日には核融合エネルギーの商用化を目指す京都大学発スタートアップの京都フュージョニアリング(東京都大田区)への出資も発表。成長領域に積極的に関与しようという姿勢を鮮明にしている。マーケットにおいてはAI・半導体関連株からバリュー株への資金シフトが進むなかで、内需安定株としてのJR東日本に対しても見直し買いが続いた。25日は外資系証券による格上げ観測も追い風となって、一時3%を超す上げとなった。

■東京海上 <8766>  7,408円 (+147円、+2.0%)

 東京海上ホールディングス <8766> [東証P]が反発。英紙フィナンシャルタイムズが25日、東京海上がオーストラリアの保険大手サンコープを買収の有力候補に位置付けていると報じた。東京海上は今年に入り、米投資会社のバークシャー・ハサウェイ  の出資を受け、保険会社などを対象としたM&Aの検討に共同で取り組む方針を示していた。海外の保険大手の買収による事業の成長を期待した買いが入ったようだ。記事によると、オーストラリアのインシュアランス・オーストラリア・グループ(IAG)や、カナダのインタクト・ファイナンシャルを含む複数の買収候補を検討した結果、サンコープが有力候補に浮上したという。

■クスリアオキ <3549>  4,211円 (+82円、+2.0%)

 クスリのアオキホールディングス <3549> [東証S]が6日続伸。24日の取引終了後、アクティビストとして知られている香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが、クスリアオキの株式を買い増していたことが明らかとなり、思惑視されたようだ。同日に提出された変更報告書によると、オアシスの保有割合は14.05%から15.10%に上昇した。報告義務発生日は17日。保有目的の項目ではオアシスは「コーポレートガバナンス上の重大な瑕疵の是正などを通じて、発行者の中長期的な企業価値を向上させる」ことを目的に、提案を行っているとしている。

■スマレジ <4431>  3,415円 (+55円、+1.6%)

 スマレジ <4431> [東証G]が3日ぶり反発。25日正午ごろ、アスタリスク <6522> [東証G]との間でRFIDを活用した店舗業務の効率化に向けた協業を強化すると発表した。これまでスマレジのクラウドPOSレジとアスタリスクが提供するRFIDリーダーとのシステム連携などを進めてきた経緯があり、これを更に発展させるという。小売り・アパレルを中心にRFIDレジの実店舗での活用拡大を目指す。これが材料視された。アスタリスクも堅調な値動きとなった。

■SOMPO <8630>  6,803円 (+95円、+1.4%)

 SOMPOホールディングス <8630> [東証P]が反発。日本経済新聞電子版が24日、「損害保険ジャパンは2027年1月に自動車保険料を平均5%程度引き上げる」と報じた。収益押し上げ効果を期待した買いが入ったようだ。記事によると、修理費高騰で保険金の支払いが増えているため、今年7月に続き更なる値上げを実施するという。

■みずほFG <8411>  8,208円 (+100円、+1.2%)

 みずほフィナンシャルグループ <8411> [東証P]が反発。大和証券は24日、同社株の目標株価を9300円から9500円に引き上げた。投資判断は5段階で2番目の「2(アウトパフォーム)」を継続した。第1四半期(4-6月)の連結純利益は前年同期比45.5%増の4229億900万円となった。決算発表時に増額修正した27年3月期の同利益予想(1兆4000億円)に対する進捗率は30.2%となっており、同証券では1兆4500億円への超過達成を見込む。今年度の追加自己株式取得に期待しており、短期・中長期で投資魅力は大きいとみている。

■良品計画 <7453>  4,289円 (+48円、+1.1%)

 良品計画 <7453> [東証P]が続伸。SMBC日興証券は24日、同社株の目標株価を4300円から5700円に引き上げた。投資判断は3段階で最上位の「1」を継続した。第3四半期での販管費比率改善は、今後の更なる改善の兆しと捉えていいと指摘。海外は中国に続き、東南アジアや欧米の成長加速に期待している。同証券では、小売りセクター内のトップピック銘柄の1社とし、コア保有を推奨している。

■カーボン <5302>  4,905円 (+50円、+1.0%)

 日本カーボン <5302> [東証P]が3日ぶり反発。25日午後2時30分ごろ、今期から12月末を基準日とする株主優待制度を導入すると発表しており、株価の支援材料となった。保有株式数と継続保有期間に応じ、オリジナル株主優待カタログから選ぶ優待品(1000~1万2000円相当)を贈呈する。株式の中長期的な保有を促す。

※25日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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