東洋エンジが続伸、政府支援のレアアース海底採掘関連の急先鋒◇
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東洋エンジニアリング<6330.T>が続伸。今月17日に2701円の戻り高値形成後はいったん利食われ水準を切り下げたが、押し目買いニーズの強さが確認されるなか再び上値慕いの動きを明示、戻り高値を払拭し大勢トレンド転換の気配が漂う。高市早苗政権では政治的背景が伴う中国の輸出規制強化の動きなどを懸念し、国産レアアースの確保を重視、レアアースの海底採掘にも本腰を入れる構えにある。そのなか、南鳥島沖の深海底から回収したレアアースについて、総量の半分以上が先端ハイテク製品に必要とされる「中重レアアース」であることが確認されており、ここにきて株式市場でも関連銘柄への投資資金の流入が先鋭化している。 エチレンプラントを主力とし、肥料プラント、電力プラントなどにも幅広く展開する東洋エンジは、南鳥島沖でのレアアース泥採掘事業に参画した実績から関連有力株としてマーケットの熱い視線を集めている。浮体式原油生産設備を建造する三井海洋開発<6269.T>とも合弁関係にあり、中国依存脱却を図る海洋採掘関連の急先鋒として存在感を復活させつつある。業績も回復色が鮮明だ。27年3月期第1四半期(26年4~6月)の営業利益は前年同期比2.9倍の19億1700万円と好調で、対通期進捗率も既に64%に達した。株式需給面も日柄調整は十分、信用買い残も直近データで430万株強にとどまっており「ピーク時と比較して整理が進捗した状態で、現状は売り圧力も意識されにくい」(中堅証券ストラテジスト)とみられている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS