午前:債券サマリー 先物は続落、原油高による物価上振れリスクなど意識

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市況

 10日の債券市場で、先物中心限月9月限は続落。前週末の米債券高を手掛かりに買いが先行したものの、原油高による国内物価の上振れリスクが意識されたことなどから下げに転じた。

 7日に発表された7月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数が市場予想に反して減少したことから米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退。同日の米長期債相場が反発(金利は低下)したことが追い風となり、債券先物は寄り付き直後に127円08銭まで上伸する場面があった。ただ、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が9日、サウジアラビア南部にあるサウジアラムコの石油精製施設を攻撃したことなどを背景に、時間外取引で米原油先物が上昇していることからインフレを懸念した売りが流入。日銀が朝方公表した7月30~31日開催分の金融政策決定会合における主な意見で、利上げペース加速への言及が相次いでいたことも影響し、午前9時40分ごろには一時126円83銭まで軟化した。

 午前11時の先物9月限の終値は、前週末比12銭安の126円86銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて0.025%高い2.810%で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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