午後:債券サマリー 先物は小幅続落、10年債入札結果は低調
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4日の債券市場で、先物中心限月9月限は小幅続落。午前は株安を受けて堅調に推移していたものの、財務省が実施した10年債入札が低調と受け止められると売りが優勢となった。 トランプ米大統領がイランとの戦闘終結交渉の再開に意欲をみせるなか、3日の米原油先物相場が反落し、インフレ懸念の後退から米長期債相場が反発(金利は低下)した流れが東京市場に波及。反発して始まった日経平均株価が下げに転じるとリスクオフ資産を選好する動きが広がり、債券先物は127円04銭まで上伸する場面があった。ただ、10年債入札の結果で需給の緩みが示されたことをきっかけに売りが流入。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が46銭と前回(7月2日)の20銭から拡大し、投資家需要の強弱を反映する応札倍率が2.56倍と前回の3.13倍を下回ったことが影響する形で一時126円37銭まで軟化した。その後は下げ渋ったものの、日経平均株価が切り返したことや財政拡張懸念を背景とした金利先高観がくすぶっていることから戻りは限定的だった。 先物9月限の終値は、前日比2銭安の126円69銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時2.870%に上昇し、その後は前日に比べて0.025%高い2.845%で推移している。 出所:MINKABU PRESS