前週末31日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

投稿:

材料

■OLC <4661>  3,167円 (+247円、+8.5%)

 オリエンタルランド <4661> [東証P]が急反発。30日取引終了後、第1四半期(4-6月)連結決算を発表した。売上高は1807億3400万円(前年同期比10.4%増)、純利益は412億9700万円(同50.3%増)だった。これが買いの手掛かりとなっている。東京ディズニーシー25周年イベントの好調により、入園者数やゲスト1人当たり売上高(客単価)が伸びた。ゲスト1人当たり売上高は過去最高となった。ホテル事業も堅調に推移した。「ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄」に対する出資案件でホテルの売却を行ったことなどにより、営業外収益122億円を計上したことも寄与した。

■日本ライフL <7575>  1,570円 (+118円、+8.1%)

 日本ライフライン <7575> [東証P]が6日続急伸。30日の取引終了後、27年3月期の年間配当予想の修正を発表した。中間配当で記念配当25円を実施するとしており、これを好感した買いが入った。年間配当予想は中間25円・期末56円の合計81円(前期は54円)となる。同社は1981年に心臓ペースメーカーの専門商社として創業。2001年から自社製品を取り扱うメーカーとしての活動を始めた。今年は医療機器メーカーとして25周年の節目に当たるという。同時に発表した27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算は売上高が159億400万円(前年同期比8.8%増)、営業利益が29億6500万円(同9.4%減)、最終利益が23億900万円(同0.3%増)だった。営業利益の上期計画(45億円)に対する進捗率が約66%に上った。中核事業であるEP/アブレーションや心血管関連、新領域の脳血管関連や消化器の売り上げが拡大した一方、研究開発費や人件費などが増加したことにより営業減益で着地。なお、経常利益及び最終利益は貸倒引当金戻入額の計上などで増益となった。

■マックス <6454>  1,843円 (+134円、+7.8%)

 マックス <6454> [東証P]が急反発。30日の取引終了後に27年3月期の連結業績予想について、売上高を1055億円から1099億円(前期比10.3%増)へ、営業利益を188億円から199億円(同13.3%増)へ、純利益を142億円から150億5000万円(同8.3%増)へ上方修正したことが好感された。同時に発表した第1四半期(4-6月)決算が、売上高283億3400万円(前年同期比16.9%増)、営業利益58億7900万円(同20.1%増)、純利益43億2300万円(同20.2%増)と好調だったことが要因としている。国内で鉄筋結束機の累計稼働台数の増加により、消耗品の販売が堅調に推移したほか、欧米でも鉄筋結束機とその消耗品の販売が好調に推移した。また、31日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で300万株を上限に自社株を取得すると発表。きょう10時30分に247万1300株を42億2345万円で取得した。

■JT <2914>  7,135円 (+470円、+7.1%)

 日本たばこ産業 <2914> [東証P]が急反発。30日の取引終了後、26年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を前回予想の3兆6970億円から3兆8850億円(前期比12.0%増)、最終利益予想を5700億円から6440億円(同26.2%増)に変更。同時に年間期末配当予想を30円増額の272円に引き上げており、これらを好感した買いが集まった。中間配当、期末配当予想をそれぞれ15円増額。業績修正は主力のたばこ事業における力強いビジネスモメンタムを反映した。なお、9月中間期は売上高が1兆9860億7000万円(前年同期比17.7増)、最終利益が4318億2900万円(同35.0%増)だった。フィリピンやロシア、トルコ、米国を中心にプライシング効果が継続したという。

■日本化 <4092>  5,930円 (+380円、+6.9%)

 日本化学工業 <4092> [東証P]が3日続急伸。30日の取引終了後に、中間配当60円・期末配当未定としていた27年3月期の配当予想について、中間・期末各120円の年240円(前期120円)にすると発表。あわせて、上限を11万株(自己株式を除く発行済み株数の1.27%)、または5億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これらの株主還元策を好感した買いが入った。なお、自社株の取得期間は8月12日から来年3月31日までとしている。

■NGK <5333>  5,594円 (+349円、+6.7%)

 NGK <5333> [東証P]が続急伸。30日取引終了後、第1四半期(4-6月)連結決算を発表。売上高は1841億4700万円(前年同期比10.6%増)、純利益は293億7400万円(同64.1%増)だった。世界的に自動車販売が底堅く推移したことで製品需要が堅調を維持した。AI用途の半導体需要増加を追い風に、半導体製造装置用製品やハイセラムキャリアなどの製品を中心とした需要も拡大した。前年同期に特別損失を計上した反動もあった。好決算を評価した買いを呼び込んでいる。

■日本アビオ <6946>  5,310円 (+320円、+6.4%)

 日本アビオニクス <6946> [東証S]が続急伸。30日の取引終了後に発表した第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高83億400万円(前年同期比64.9%増)、営業利益17億2700万円(同3.0倍)、純利益11億4800万円(同3.0倍)と大幅な増収増益となったことが好感された。政府が 防衛関連の投資を強化していることを背景に防衛用システム製品が好調に推移したほか、データサーバーなどの需要増加で電子機器も伸長し業績を牽引した。なお、27年3月期通期業績予想は、売上高320億円(前期比9.6%増)、営業利益61億円(同10.6%増)、純利益42億円(同9.9%増)の従来見通しを据え置いている。

■東エレク <8035>  55,500円 (+3,260円、+6.2%)

 東京エレクトロン <8035> [東証P]が続急伸。同社は7月30日大引け後(16:00)に決算を発表、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比46.3%増の2156億円に拡大したことで好感されたようだ。業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の361円→384円(前年同期は264円)に増額した。下期配当は引き続き未定とした。

■建設技研 <9621>  3,175円 (+181円、+6.1%)

 建設技術研究所 <9621> [東証P]が続急伸。30日の取引終了後に26年12月期の配当予想の増額修正と自社株買いを発表したことが好感された。配当予想は、期末一括配当78円を110円(前期75円)へ引き上げた。また、自社株買いは上限を120万株(自己株式を除く発行済み株数の4.39%)、または30億円とし、取得期間は8月14日から来年4月30日まで。なお、取得した自社株は消却する予定としている。

■積水樹 <4212>  2,951円 (+168円、+6.0%)

 積水樹脂 <4212> [東証P]が3日続急伸。約3週間ぶりに上場来高値を更新した。30日取引終了後、27年3月期連結業績予想について純利益を44億円から54億円(前期比35.8%増)へ上方修正すると発表した。政策保有株式の売却益が見込まれるため。配当予想も82円から100円(前期72円)に増額した。これを好感した買いが集まった。中東情勢をはじめとする地政学リスクが一定水準で継続するとの想定のもと、売上高、営業利益については概ね当初予想通りに進捗する見通し。あわせて、自社株買いの取得枠を拡大すると明らかにした。取得株式数の上限は100万株を据え置いた上で、取得総額の上限を27億円から30億円に引き上げた。期間は従来通り来年3月31日まで。

■豊田合 <7282>  5,562円 (+309円、+5.9%)

 豊田合成 <7282> [東証P]が3日続急伸。31日、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比16.7%増の3038億9600万円、最終利益は同34.2%増の180億7700万円となった。大幅な増益で着地したことを評価した買いが集まった。国内とアジアは顧客の生産台数の増加と原価改善による効果が表れて大幅な増収増益となった。中国は減収となったものの、原価改善効果があって営業増益につなげた。

■菱鉛筆 <7976>  2,771円 (+152円、+5.8%)

 三菱鉛筆 <7976> [東証P]が急反発。30日の取引終了後に26年12月期の連結業績予想について、売上高を940億円から955億円(前期比6.3%増)へ、営業利益を105億円から115億円(同18.6%増)へ、純利益を77億円から80億円(同28.3%増)へ上方修正し、配当予想を中間・期末各27円50銭の年55円から中間・期末各28円50銭の年57円に引き上げたことが好感された。国内・海外の筆記具事業や産業資材事業が堅調に推移し6月中間期決算が大幅増収増益となったことに加えて、為替が想定よりも円安基調で推移していることが要因という。なお、6月中間期決算は、売上高477億5700万円(前年同期比10.4%増)、営業利益61億7000万円(同28.6%増)、純利益42億5900万円(同35.5%増)だった。同時に、26年12月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、これも好材料視された。毎年12月末日時点で2単元(200株)以上を1年以上継続して保有する株主を対象に、5000円相当の自社グループ製品を提供する。なお、初回の26年12月末基準日に限り、25年12月末時点で100株以上を保有し、かつ26年12月末時点で200株以上を保有する株主も対象とする。

■石原ケミ <4462>  2,901円 (+151円、+5.5%)

 石原ケミカル <4462> [東証P]が続急伸。同社は31日午後2時30分、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比12.8%増の62億8100万円、経常利益は同80.0%増の11億7100万円となった。大幅な増益で着地したほか、自社株買いも発表しており、好感されたようだ。生成AI向けなど一部の最先端半導体パッケージ向けに、金属表面処理剤が好調に推移した。自社株買いは取得総数30万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.20%)、取得総額10億円を上限とし、8月3日から27年3月31日までの間に実施する。

■みずほFG <8411>  8,167円 (+349円、+4.5%)

 みずほフィナンシャルグループ <8411> [東証P]が6日ぶり大幅反発。30日の取引終了後に発表した第1四半期(4-6月)連結決算で最終利益が4229億900万円(前年同期比45.5%増)と第1四半期として過去最高を更新したことに加えて、27年3月期通期業績予想を最終利益で1兆3000億円から1兆4000億円(前期比12.1%増)へ上方修正したことが好感された。第1四半期はバンキング収益が好調だったほか、国内法人を中心とした非金利ビジネスの活況や株式取引など市場部門も大幅に伸長。通期見通しは足もとの堅調な業績に加えて、日銀の政策金利引き上げなども考慮した。同時に、5月15日に発表した自社株買いについて、取得枠の上限を2500万株から3500万株(自己株式を除く発行済み株数の1.44%)へ、取得価額の総額の上限を1000億円から2000億円へ引き上げており、これも好材料視された。また、取得期間も8月31日までから9月30日までに変更している。

■京セラ <6971>  3,691円 (+141円、+4.0%)

 京セラ <6971> [東証P]が4日ぶり大幅反発。同社は30日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。あわせて通期の業績予想を見直した。最終利益予想は従来の見通しから190億円増額して1600億円(前期比13.5%増)に引き上げており、好感されたようだ。今期の売上高予想は1400億円増額して2兆800億円(同0.5%増)に上方修正した。AI・半導体関連での需要が拡大し、円安効果が現れたことなどを背景に4-6月期の業績が好調だったことを踏まえ、通期の予想を見直した。4-6月期の売上高は5253億8300万円(前年同期比9.9%増)、最終利益が605億7600万円(同63.1%増)となった。

※31日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。