東京株式(大引け)=433円高、半導体株の一角が買われるも上値重い
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30日の東京株式市場で日経平均株価は朝安後に上昇し、前場中盤に一時1500円近い上げをみせた。その後は上げ幅を縮小し、後場に入ってからは明確な方向感が出ず、もみ合いが続いた。 大引けの日経平均株価は前営業日比433円24銭高の6万1867円43銭と3日ぶり反発。プライム市場の売買高概算は30億462万株、売買代金概算は12兆6645億円。値上がり銘柄数は534、対して値下がり銘柄数は993、変わらずは28銘柄だった。 きょうの東京市場は足もとの下落基調の反動で自律反発の動きとなったが、上値は重かった。前日の米国株市場は大幅安となった。中東情勢緊迫化で原油相場が上昇し、インフレ警戒感が高まった。同日の米連邦公開市場委員会(FOMC)は市場予想通り政策金利据え置きとなったが、これにより米連邦準備制度理事会(FRB)のインフレ対応が後手に回るとの懸念もあった。米株安を引き継ぎ日経平均は小安くスタートした後すぐに切り返した。前日に通期予想を引き上げたアドバンテスト<6857.T>の上昇が支えとなった。この日の韓国株市場はサムスン電子の好決算発表を受けて騰勢を強める場面があったが、次第に値を消した。日本株もこれに連動して買い一巡後は戻り売りが出た。TOPIXはマイナス圏で着地した。プライム銘柄の値上がり数は34%にとどまった。 個別ではアドテストが急伸し、キオクシアホールディングス<285A.T>や東京エレクトロン<8035.T>、信越化学工業<4063.T>、ディスコ<6146.T>、イビデン<4062.T>が上昇に転じた。村田製作所<6981.T>やTDK<6762.T>、ファナック<6954.T>も高い。任天堂<7974.T>が堅調。決算発表に絡み日立製作所<6501.T>やNEC<6701.T>、東京エレクトロン デバイス<2760.T>が大幅高。第一工業製薬<4461.T>、小森コーポレーション<6349.T>が値を飛ばした。 半面、決算を発表した英アーム・ホールディングス<ARM>の時間外取引での下落を受け、ソフトバンクグループ<9984.T>が値下がりした。ファーストリテイリング<9983.T>やコナミグループ<9766.T>、KDDI<9433.T>、リクルートホールディングス<6098.T>、日東電工<6988.T>も安い。マネーフォワード<3994.T>が水準を切り下げた。決算に絡み野村ホールディングス<8604.T>やマキタ<6586.T>、ソシオネクスト<6526.T>が大幅安となった。 出所:MINKABU PRESS