東京株式(大引け)=930円安、半導体株安も後半下げ渋り値上がり銘柄1000超

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市況

 29日の東京株式市場は、半導体関連株に売りがかさみ日経平均は大きく下値を試す展開が続いた。一時6万円トビ台まで売り込まれたが、取引後半は下げ渋った。

 大引けの日経平均株価は前営業日比930円73銭安の6万1434円19銭と続落。プライム市場の売買高概算は36億844万株、売買代金概算は13兆1999億円。値上がり銘柄数は1044、対して値下がり銘柄数は491、変わらずは23銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウは上昇したもののフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大幅安で4日続落したことなどを受け、半導体関連などが売られ全体指数を押し下げた。また、日経平均と株価連動性の高い韓国KOSPIが急落したことが投資家のセンチメント悪化につながり、下げを助長した。熊本県で最大震度7を観測した地震では、製造業のサプライチェーンリスクが意識されたこともネガティブに働いたようだ。ただ、後場取引中盤を境に空売り筋の買い戻しなどが反映され、日経平均は下げ渋り後場の高値近辺で引けている。値上がり銘柄数は1000を上回り全体の67%を占めた。プライム市場全体の3分の2に相当する銘柄が上昇したことになる。また、売買代金は13兆円台と大きく膨らんだ。

 個別では、一桁違う売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A.T>だが、株価は急落。東京エレクトロン<8035.T>も大幅安。村田製作所<6981.T>、太陽誘電<6976.T>が大きく水準を切り下げ、レーザーテック<6920.T>の下落も目立つ。KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>が値下がり率トップとなり、SCREENホールディングス<7735.T>もそれに準じて安い。メイコー<6787.T>、ユニオンツール<6278.T>なども売り込まれた。日本車輌製造<7102.T>、タツモ<6266.T>、山一電機<6941.T>なども下値を探った。

 半面、トヨタ自動車<7203.T>が上値を追い、キーエンス<6861.T>が急騰、任天堂<7974.T>、ソニーグループ<6758.T>なども買いを集めた。ファーストリテイリング<9983.T>も堅調。円谷フィールズホールディングス<2767.T>が連日のストップ高、カプコン<9697.T>も値幅制限いっぱいに買われた。コナミグループ<9766.T>、コメリ<8218.T>なども値を飛ばした。資生堂<4911.T>、東映<9605.T>なども物色人気。

出所:MINKABU PRESS

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