午後:債券サマリー 先物は続伸、長期金利2.745%に低下
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29日の債券市場で、先物中心限月9月限は3日続伸。反発して始まった日経平均株価が下げに転じると投資家心理が悪化し、安全資産とされる債券を選好する動きが広がった。 債券先物は小高くスタート。前日の米長期債相場が3日続伸(金利は低下)したことが支援材料となった半面、米ニュースサイトのアクシオスが「イランがヨルダンにある米軍基地に向けて弾道ミサイルを発射した」と伝えたことで原油高を通じた物価上振れに対する警戒感が上値を抑えた。ただ、日経平均株価が戻り待ちの売りに押されると債券に買いが流入。午後には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前にした持ち高調整とみられる買い戻しや、熊本での地震を受けて日銀が利上げしにくくなるとの見方もあって127円58銭まで上伸する場面があった。なお、この日に日銀が実施した国債買いオペの応札倍率は、「残存期間3年超5年以下」が3.03倍と前回の2.12倍を上回った一方、「同25年超」は1.82倍と前回の2.53倍を下回り、強弱が入り交じる内容だったことから相場への影響は特にみられなかった。 先物9月限の終値は、前日比25銭高の127円48銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、午後3時の時点で前日に比べて0.030%低い2.745%で推移している。 出所:MINKABU PRESS