午後:債券サマリー 先物は反発、原油高一服でインフレ懸念和らぐ

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市況

 27日の債券市場で、先物中心限月9月限は5営業日ぶりに反発。米国とイランの軍事衝突が沈静化するとの思惑から原油高が一服し、インフレ懸念が和らいだことが買い戻しにつながった。

 米紙ニューヨーク・タイムズが25日に「トランプ米大統領は検討してきたイランへの大規模攻撃を当面見送る方針」と報じたほか、ロイター通信は日本時間27日朝に「イラン高官は26日、米国の攻撃停止が続く間はイランも攻撃を控えると述べた」と伝えた。これを受けて時間外取引の米原油先物が下落したことで、国内物価の上振れリスクを背景に続いていた債券売りが巻き戻される形で買いが先行。時間外取引で米長期金利が低下したことも円債の追い風となり、債券先物は午前9時10分すぎに一時127円32銭まで上伸した。ただ、28~29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や、30~31日の日銀金融政策決定会合を控えていることから一段の上値追いには慎重姿勢。きょうは財務省による国債入札や日銀の国債買いオペといった需給イベントがなかったこともあり、買い一巡後は模様眺めムードが広がった。

 先物9月限の終値は、前週末比35銭高の127円14銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時の時点で前週末に比べて0.025%低い2.770%で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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