前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

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材料

■アウン <2459>  211円 (+50円、+31.1%) ストップ高

 アウンコンサルティング <2459> [東証S]がストップ高。22日の取引終了後に、日本を含む7カ国を対象にChatGPT広告(ChatGPT Ads)の運用支援を開始したと発表しており、これを好感した買いが入った。日本、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、韓国において、広告配信の企画、アカウント・キャンペーン設定、広告文や配信条件の設計、効果測定、配信後の改善までを支援する。同社がこれまで培ってきた多言語対応や海外向けデジタル広告の運用経験を生かし、企業の国内外における新たな顧客接点の構築をサポートするとしている。

■三井松島HD <1518>  1,953円 (+400円、+25.8%) ストップ高

 東証プライムの上昇率トップ。三井松島ホールディングス <1518> [東証P]がストップ高。22日の取引終了後、27年3月期の連結業績と配当予想を上方修正したと発表した。今期の売上高予想は従来の見通しから30億円増額して710億円(前期比8.4%増)、最終利益予想は15億円増額して86億円(同28.1%増)に引き上げた。年間配当予想は56円増額して130円(同66円増配)に見直した。前日22日終値ベースで配当利回りは8%を上回る水準となり、高配当利回りに着目した資金流入を誘発した。子会社のMM Investmentsで株式譲渡に伴う特別利益を計上する。一般用綿棒で国内トップクラスのシェアを持ち、 半導体などの製造工程に用いる工業用綿棒を手掛ける山洋(大阪府富田林市)の子会社化も発表。この影響も業績予想に織り込んだ。

■アイズ <5242>  1,990円 (+400円、+25.2%) ストップ高

 アイズ <5242> [東証G]がストップ高。23日は22日の取引終了後に、マーケティング担当者・広告代理店と広告・マーケティングサービス提供元を結ぶ広告業界のプラットフォーム「メディアレーダー」の会員数が7月現在で14万人を突破したと発表しており、これを好材料視する買いが上昇に拍車をかけたようだ。

■ティアフォー <593A>  1,240円 (+225円、+22.2%)

 ティアフォー <593A> [東証G]が急騰。自動運転の基本ソフト(OS)の開発を手掛け、上場初日は公開価格1085円を7%下回る1009円で初値を形成。終値は1015円と終始、公開価格を下回る水準で推移した。引け後の記者会見で加藤真平CEO(最高経営責任者)は株価の反応について、「マーケットの評価として真摯に受け止めたい」としながらも、トヨタ自動車 <7203> [東証P]などとの提携により、自動運転車両の普及に向けた政府目標の達成に貢献していく意向などを示した。時価総額は足もとで700億円台と機関投資家が投資対象とするには十分なレベルであるほか、国策の恩恵を受ける銘柄として投資家の注目度も高い状態となっている。需給面でのしこりのない直近IPO銘柄ということもあり、上場2日目は公開価格1085円を上回ると投資家の買い意欲が強まり、株高に弾みをつける形となった。

■フェローテク <6890>  8,940円 (+1,500円、+20.2%) ストップ高

 フェローテック <6890> [東証S]がストップ高。同社は22日の取引終了後、26年12月期の連結業績予想(9ヵ月間の変則決算)の上方修正を発表。これを材料視した買いが入ったようだ。今期の売上高予想は従来の見通しから300億円増額して3800億円、最終利益予想は100億円増額して330億円に見直した。半導体マテリアル製品や真空シール・金属加工、AIデータセンター用の光トランシーバー向けサーモモジュールなどの需要が増加するとともに、収益性の高い製品の売り上げが伸びており、業績予想に反映した。

■坪田ラボ <4890>  273円 (+40円、+17.2%)

 坪田ラボ <4890> [東証G]が急反騰。22日の取引終了後に、近視の進行抑制を目的としたメガネ型バイオレットライト照射デバイス「TLG-001」の国内臨床試験で、試験の方法や結果を取りまとめた最終報告書である「治験総括報告書」を共同開発パートナー企業に提出。これによるマイルストーン達成に伴い一時金を受け取ることが確定したと発表したことが好感された。なお、同一時金は27年3月期第2四半期の売上高として計上する予定という。

■クオリプス <4894>  4,885円 (+700円、+16.7%) ストップ高

 クオリプス <4894> [東証G]がストップ高。同社は22日の取引時間中、重症心不全患者向けのヒト(同種) iPS細胞由来心筋細胞シート「リハート」の保険収載が了承されたと発表。保険償還価格は5320万円となったと発表した。iPS細胞由来の保険適用は国内では2例目となる。前日22日の同社株は発表直後こそ好反応を示したが戻り売りに押されて大幅安となった。もっとも、リハートは条件及び期限付き承認であることを踏まえた計算方式で保険償還価格が決定されており、本承認を受けた際に、価格が引き上げられるとの期待感が市場において改めて広がり、物色人気化につながったようだ。

■巴川コーポ <3878>  877円 (+121円、+16.0%)

 巴川コーポレーション <3878> [東証S]が急反騰。23日午後2時ごろに27年3月期の連結業績予想について、売上高を380億円から386億円(前期比8.6%増)へ、営業利益を10億円から16億円(同1.1%減)へ、純利益を4億5000万円から7億円(同25.9%減)へ上方修正したことが好感された。想定よりも円安傾向が進んでいることに加えて、価格転嫁が進展していることが要因。また、光学フィルム関連での新規案件の受注なども織り込んだとしている。

■ホドルワン <2345>  104円 (+9円、+9.5%)

 ホドルワン <2345> [東証S]が急反発。同社は22日取引終了後、ベルウッドグループ(東京都新宿区)とXR(クロスリアリティ:現実世界とデジタルな仮想世界を融合させる革新的な技術の総称)映像及び ブロックチェーン技術を活用した共同事業の設立に関する基本合意書(MOU)を締結したと発表。これが材料視されたようだ。両社はMOU締結後、共同運営会議を設置し、事業スキーム及び共同事業体(JV)組成に関する協議・検討を開始する予定。具体的には「JVの設立可能性を含む事業スキームの検討、ならびにXR映像コンテンツに関する権利の許諾・活用方法の調査」「XR映像コンテンツの企画、製作及び展開可能性の検討」「ブロックチェーン技術を活用した資金調達手法、事業基盤及び収益化モデルの調査・設計可能性の検討」などを行うとしている。

■AIメカ <6227>  7,240円 (+610円、+9.2%) 一時ストップ高

 AIメカテック <6227> [東証S]が6日ぶり急反発、一時ストップ高となった。22日の取引終了後に、海外の大手半導体関連メーカーからはんだボールマウンタシステムを複数ライン受注したと発表しており、これを好感した買いが流入した。今回の受注は、半導体パッケージのなかでも特にデータセンター向けAI用先端半導体パッケージ用途で、受注金額は約25億円。売り上げ計上は28年6月期を予定している。なお、顧客との納期調整などで27年6月期業績予想に修正の必要が生じた場合は速やかに開示するとしている。

■未来工業 <7931>  3,505円 (+260円、+8.0%)

 東証プライムの上昇率3位。未来工業 <7931> [東証P]が3日続急伸。23日午後3時ごろに発表した27年3月期第1四半期連結決算が、売上高127億6400万円(前年同期比9.3%増)、営業利益19億4500万円(同31.5%増)、純利益13億7900万円(同33.5%増)となり、従来予想の売上高118億2000万円、営業利益12億9000万円、純利益8億7700万円を大きく上回って着地したことに加えて、期末配当予想を50円から85円へ引き上げ年間配当予想を135円(前期145円)としたことが好感された。継続的な新製品の投入に加えて、電材及び管材、配線器具の一部製品について価格改定を行ったことが業績を押し上げた。また、中東地域のリスクの高まりに伴う自己防衛みあい需要の高まりもあり、売上高・各利益は第1四半期として過去最高を更新した。同時に、従来は未定としていた27年3月期通期業績予想を発表した。従来予想では、中東情勢による影響の予測が困難であることから未定としていたが、原油・ナフサの供給不安による建築市場の滞りは限定的となっていることから一定の見通しが立ったとして、売上高485億3000万円(前期比6.3%増)、営業利益62億3200万円(同7.3%減)、純利益43億4200万円(同7.5%減)を見込む。

■ハートシード <219A>  1,731円 (+117円、+7.3%)

 Heartseed <219A> [東証G]が3日続急伸。同社は23日、8月28~31日にドイツのミュンヘンで開催される「ESC Congress(欧州心臓病学会)2026」で、福田恵一社長が招待講演を行う予定だと発表。これが株価を刺激したようだ。欧州心臓病学会は、循環器分野において世界最大の学術集会で、毎年3万人を超える循環器医療の専門家や関係者が参加する国際学会。講演では、同社が開発を進めている虚血性心疾患に伴う重症心不全を対象とした他家iPS細胞由来心筋球「HS-001」について紹介するとともに、その安全性及び有効性を評価するために実施した第1/2相試験(LAPiS試験)の52週のトップライン結果を発表するとしている。

■テスHD <5074>  804円 (+43円、+5.7%)

 東証プライムの上昇率6位。テスホールディングス <5074> [東証P]が急反発。23日午後3時ごろ、26年6月期の連結業績について、売上高が前回予想の470億円から510億円(前の期比39.0%増)、営業利益が36億円から51億円(同2.0倍)、最終利益が12億円から18億円(同8.8倍)に上振れして着地したようだと発表しており、好感した買いが集まった。エンジニアリング事業において蓄電システム関連の設計・調達・施工(EPC)などが堅調に推移したうえ、エネルギーサプライ事業がオペレーション&メンテナンス(O&M)を中心に前回の想定を上回った。加えて、販管費が前回予想を下回る水準になった。なお、期末一括配当は2円28銭増額の8円08銭(前の期は5円12銭)に引き上げた。

※23日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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