前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―
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■ジィ・シィ <4073> 516円 (+80円、+18.4%) ストップ高 ジィ・シィ企画 <4073> [東証G]がストップ高。21日の取引終了後に、既存取引先からキャッシュレス決済端末などのリプレイスに関する大型案件を受注したと発表しており、これを好感した買いが流入した。受注金額は4億6300万円。27年6月期に売り上げ計上を予定している。 ■イメージ情報 <3803> 532円 (+80円、+17.7%) ストップ高 イメージ情報開発 <3803> [東証G]がストップ高。21日の取引終了後に、fonfun <2323> [東証S]と業務提携契約を締結したと発表したことが好感された。今回の業務提携は、システム開発及びSES(システムエンジニアリングサービス)領域における事業拡大を目的としたもの。技術力と機動力に強みを持つfonfunと、上流工程から運用・BPOまでの一貫した対応力を持つイメージ情報は事業領域の面で補完性が高く、提携により両社が単独では取り込みが難しかった大型・高付加価値のDX案件への対応を可能にするものとして提携に至ったとしている。なお、両社ともに同件が27年3月期業績に与える影響については精査中としている。 ■ザイン <6769> 1,072円 (+113円、+11.8%) 一時ストップ高 ザインエレクトロニクス <6769> [東証S]が続急騰、一時ストップ高となった。半導体を自社ブランドで独自開発するファブレスメーカーで、アナログとデジタル回路を混載した高速信号処理技術を強みとし、エッジAIカメラに関するソリューションでも実績が高く、顔認証分野での活躍が期待されているほか、自動運転分野での展開材料も豊富だ。足もとの業績も改善色を強めている。前日21日取引終了後に26年12月期最終損益予想の修正を発表、従来見通しの300万円の黒字から1億700万円に増額した。これは上期に発生した特別利益の計上に伴うもの。なお、同社は27年12月期に連結売上高100億円超の実現を目指し、AI・IoT分野におけるソリューションの提供や生産性向上に鋭意取り組んでいる。 ■内海造 <7018> 10,910円 (+980円、+9.9%) 内海造船 <7018> [東証S]が続急伸。21日の取引終了後、個人投資家の五味大輔氏による株式保有比率が6.32%から7.43%に上昇したことが明らかとなり、思惑視した買いが集まった。関東財務局に提出された変更報告書によると、報告義務発生日は7月14日。保有目的は「純投資」としている。 ■多木化 <4025> 5,380円 (+465円、+9.5%) 東証プライムの上昇率トップ。多木化学 <4025> [東証P]が続急伸。英投資ファンドのアセット・バリュー・インベスターズ(AVI)が多木化の株式の5.00%を保有していることが21日の取引終了後に明らかになり、思惑視されたようだ。同日に提出された大量保有報告書によると、AVIは「持続的な企業価値の向上に向けた重要提案行為等を行う可能性がある」としている。報告義務発生日は13日。 ■インソース <6200> 690円 (+59円、+9.4%) 東証プライムの上昇率2位。インソース <6200> [東証P]が続急伸。21日の取引終了後に発表した第3四半期累計(25年10月-26年6月)連結決算が売上高115億8200万円(前年同期比8.9%増)、営業利益44億4800万円(同3.7%増)、純利益30億7700万円(同6.2%増)と増収増益となり、あわせて期末一括配当予想を29円50銭から35円へ引き上げたことが好感された。講師派遣型研修事業と公開講座事業の売り上げが増収を牽引。また、講師派遣型研修事業、公開講座事業、動画・eラーニング販売事業で価格改定効果が第2四半期から継続したことや販管費増を抑制したことも寄与した。なお、配当は上場10周年を記念して5円50銭の記念配当を実施する。26年9月期通期業績予想は、売上高160億円(前期比10.3%増)、営業利益63億8000万円(同6.7%増)、純利益44億円(同6.5%増)の従来見通しを据え置いた。同時に、上限を300万株(自己株式を除く発行済み株数の3.52%)、または20億円とする自社株買いを実施すると発表したことも好材料視された。取得期間は7月22日から9月30日まで。なお、これにより取得した全株式と現在保有する自社株100万株をあわせた400万株を上限とする自社株を9月30日付で消却する。 ■綜研化学 <4972> 3,780円 (+180円、+5.0%) 綜研化学 <4972> [東証S]が続急伸。22日朝安後に切り返し、新高値をつけた。アクティビストとして知られているアクシウム・キャピタルが綜研化学の株式を買い増していたことが21日の取引終了後に明らかになり、思惑視した買いを誘ったようだ。同日に提出された変更報告書によると、保有割合は21.47%から22.60%に上昇した。報告義務発生日は13日。アクシウム・キャピタルは変更報告書において「株主価値・企業価値の向上に向けた重要提案行為などを行う可能性がある」と記載している。 ■EMシステム <4820> 543円 (+23円、+4.4%) イーエムシステムズ <4820> [東証P]が大幅高。21日の取引終了後に、集計中の6月中間期連結業績について、売上高が従来予想の102億7300万円から104億1100万円(前年同期比14.3%減)へ、営業利益が4億4700万円から8億7900万円(同57.7%減)へ、純利益が3億4400万円から6億4600万円(同59.7%減)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表しており、好感された。同社では中間期の業績予想について、厚生行政関連需要の剥落を織り込み、5月14日付で慎重な業績見通しへと修正していたが、全社横断の選抜メンバーによる専門活動体制を構築して早急なリカバリーを図ったことにより、厚生行政関連オプションソフトの導入設置の獲得につながったとしている。 ■湖北工業 <6524> 4,735円 (+170円、+3.7%) 湖北工業 <6524> [東証S]が大幅続伸。同社は21日の取引終了後、東証プライム市場への市場区分変更申請を17日付で行ったと発表。株式の流動性向上を期待した買いが入ったようだ。市場区分の変更の可否や時期については、東証の審査を経て決定される。 ■十六FG <7380> 2,532円 (+88円、+3.6%) 十六フィナンシャルグループ <7380> [東証P]が大幅続伸。22日午後3時ごろに27年3月期の連結業績予想について、最終利益を280億円から300億円(前期比9.6%増)に上方修正し、あわせて期末配当予想を25円から28円へ引き上げ年間配当予想を53円(前期240円、ただし26年4月1日付で1株から5株へ株式分割)としたことが好感された。傘下の十六銀行で資金利益が従来予想を上回る見込みとしている。 ■KPPGHD <9274> 1,109円 (+36円、+3.4%) KPPグループホールディングス <9274> [東証P]が大幅続伸。21日取引終了後、自社株買いの取得枠を300万株から600万株(自己株式を除く発行済み株式総数の9.6%)へ拡大すると発表した。取得期限も11月30日から来年3月31日へ伸ばした。あわせて、株主優待の実施を年1回から年2回に拡充することも明らかにした。好感した買いが入った。 ■THK <6481> 7,058円 (+203円、+3.0%) THK <6481> [東証P]が続伸。同社は直動案内機器で世界首位級のシェアを有し、半導体製造装置向けなどで高水準の需要を獲得しており、投資マネーの食指を動かした。業績変化率の大きさが際立っている点はポイントだ。26年12月期第1四半期(1-3月)の営業利益は前年同期比4.6倍の76億2000万円と大変貌を果たした。これを受けて、まだ第1クオーターの段階にもかかわらず、今通期の営業利益予想を従来計画の260億円から310億円(前期比2.1倍)に大幅増額している。市場関係者の見方では「通期営業利益見通しは更なる利益上乗せが視野に入る」(中堅証券ストラテジスト)という指摘もあり、株価も高値ボックス圏もみ合いを経て、大勢上昇トレンドの再構築が期待される状況にある。 ■古野電 <6814> 7,470円 (+180円、+2.5%) 古野電気 <6814> [東証P]が続伸。船舶用電子機器のグローバル・ニッチトップ銘柄で、抜群の商品競争力を有する魚群探知機で培ったセンシング技術は、国策である 防衛分野(海洋エリア)への横展開で活躍余地が大きい。防衛装備品分野の受注残も高水準に積み上がった状態だ。業績も好調を極め、27年2月期第1四半期(26年3-5月)は、営業利益が前年同期比65%増の56億8100万円と急拡大を果たし、同利益の通期見通しである170億円も増額修正含みだ。 ※22日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。 株探ニュース