午後:債券サマリー 先物は続落、原油高や円安によるインフレ圧力を意識
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22日の債券市場で、先物中心限月9月限は続落。原油高や円安による輸入物価の上昇を通じたインフレ圧力の高まりが意識され、寄り付きから売り優勢の軟調な展開が続いた。 米国とイランの対立が激化の様相を強めるなか、エネルギー供給の停滞が長期化するとの見方から21日の米原油先物が3日続伸し、これを受けて米長期債相場がインフレ懸念から続落(金利は上昇)した流れが東京市場に波及。また、同日にドル円相場が「有事のドル買い」で一時163円24銭と1986年12月以来のドル高・円安水準をつけたことも円債の重荷となった。この日の時間外取引で米原油先物や米長期金利が高止まりしていることから断続的に売りが流入し、午後1時30分ごろには127円39銭まで軟化する場面があった。日経平均株価が下げに転じたことで、引けにかけては下げ渋る動きとなったものの、積極的な買い手は見当たらず戻りは限定的だった。なお、この日に財務省が実施した40年債入札は、応札倍率が2.82倍(前回は2.70倍)と強めの結果となったが、相場を押し上げるまでには至らなかった。 先物9月限の終値は、前日比15銭安の127円54銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時の時点で前日に比べて0.015%高い2.735%で推移している。 出所:MINKABU PRESS