<動意株・22日>(大引け)=THK、綜研化学など

投稿:

材料

 THK<6481.T>=戻り足鮮明。同社は直動案内機器で世界首位級のシェアを有し、半導体製造装置向けなどで高水準の需要を獲得しており、投資マネーの食指を動かしている。業績変化率の大きさが際立っている点はポイントだ。26年12月期第1四半期(1~3月)の営業利益は前年同期比4.6倍の76億2000万円と大変貌を果たした。これを受けて、まだ第1クオーターの段階にもかかわらず、今通期の営業利益予想を従来計画の260億円から310億円(前期比2.1倍)に大幅増額している。市場関係者の見方では「通期営業利益見通しは更なる利益上乗せが視野に入る」(中堅証券ストラテジスト)という指摘もあり、株価も高値ボックス圏もみ合いを経て、大勢上昇トレンドの再構築が期待される状況にある。

 綜研化学<4972.T>=朝安後に切り返し新高値。アクティビストとして知られているアクシウム・キャピタルが綜研化学の株式を買い増していたことが21日の取引終了後に明らかになり、思惑視した買いを誘ったようだ。同日に提出された変更報告書によると、保有割合は21.47%から22.60%に上昇した。報告義務発生日は13日。アクシウム・キャピタルは変更報告書において「株主価値・企業価値の向上に向けた重要提案行為などを行う可能性がある」と記載している。

 古野電気<6814.T>=急勾配の5日移動平均線を絡め頑強な値動き。きょうは一時470円高の7760円まで買われ、今月15日に形成した直近戻り高値7640円をクリア、異色の上昇トレンドを堅持している。船舶用電子機器のグローバル・ニッチトップ銘柄で、抜群の商品競争力を有する魚群探知機で培ったセンシング技術は、国策である防衛分野(海洋エリア)への横展開で活躍余地が大きい。防衛装備品分野の受注残も高水準に積み上がった状態だ。業績も好調を極め、27年2月期第1四半期(26年3~5月)は、営業利益が前年同期比65%増の56億8100万円と急拡大を果たし、同利益の通期見通しである170億円も増額修正含みだ。

 ザインエレクトロニクス<6769.T>=一時ストップ高。半導体を自社ブランドで独自開発するファブレスメーカーで、アナログとデジタル回路を混載した高速信号処理技術を強みとし、エッジAIカメラに関するソリューションでも実績が高く、顔認証分野での活躍が期待されているほか、自動運転分野での展開材料も豊富だ。足もとの業績も改善色を強めている。前日取引終了後に26年12月期最終損益予想の修正を発表、従来見通しの300万円の黒字から1億700万円に増額した。これは上期に発生した特別利益の計上に伴うもの。なお、同社は27年12月期に連結売上高100億円超の実現を目指し、AI・IoT分野におけるソリューションの提供や生産性向上に鋭意取り組んでいる。

 インソース<6200.T>=急伸。21日の取引終了後に発表した第3四半期累計(25年10月~26年6月)連結決算が売上高115億8200万円(前年同期比8.9%増)、営業利益44億4800万円(同3.7%増)、純利益30億7700万円(同6.2%増)と増収増益となり、あわせて期末一括配当予想を29円50銭から35円へ引き上げた。講師派遣型研修事業と公開講座事業の売り上げが増収を牽引。また、講師派遣型研修事業、公開講座事業、動画・eラーニング販売事業で価格改定効果が第2四半期から継続したことや販管費増を抑制したことも寄与した。なお、配当は上場10周年を記念して5円50銭の記念配当を実施する。26年9月期通期業績予想は、売上高160億円(前期比10.3%増)、営業利益63億8000万円(同6.7%増)、純利益44億円(同6.5%増)の従来見通しを据え置いている。同時に、上限を300万株(自己株式を除く発行済み株数の3.52%)、または20億円とする自社株買いを実施すると発表したことも材料視されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。