17日の株式相場見通し=続落、TSMC決算後の米半導体株安が重荷
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17日の東京株式市場で、日経平均株価は続落の見通し。想定レンジは6万5500~6万6500円。東証株価指数(TOPIX)も軟調な展開が見込まれる。 16日の米株式市場で、主要3指数はそろって下落。ナスダック総合株価指数の下落率は1.5%近くとなったほか、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4%を超す下げとなった。台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>の26年4~6月期決算は純利益が過去最高となり市場予想を上回った。ただし好決算を受けて半導体株を選好する姿勢が強まることはなく、マイクロン・テクノロジー<MU>やサンディスク<SNDK>といったメモリー関連株は下値を探った。米ブルームバーグ通信がアルファベット<GOOG>傘下のグーグルについて、最上位AIモデル「Gemini 3.5 Pro」の投入で予定よりも数カ月遅れている、と報じたことを受け、AI関連株にも下押し圧力が働いた。半面、6月の米小売売上高が前月比0.2%増と個人消費の底堅さを示す内容となったことは、全体相場のサポート要因となった。シカゴ市場で日経平均先物9月限は6万6040円で終了している。TSMCの決算内容はすでに東京市場に織り込まれているが、17日朝方の日経平均は先物の水準が意識され、下落して始まる公算が大きい。 韓国の金融当局が16日、単一銘柄に連動するレバレッジ型ETFの新規上場を一時的に停止するとともに、取引に必要な最低預託金を引き上げることを決めたと伝わっている。17日は韓国市場が制憲節の祝日で休場となるため、連休明けの韓国市場の動向が注目されることになる。ただし東京市場は20日が海の日の祝日で休場。3連休前とあって手掛けにくさが意識される。日経平均の日足・チャートをみると、ボリンジャーバンドのマイナス2シグマが6万6000円どころに位置しており、この水準での攻防が見込まれる。連休前の利益確定売りが広がると想定されるなかでTOPIXは25日移動平均線を下回ったところで底堅さを発揮できるか、注視されることになりそうだ。 16日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比105ドル67セント安の5万2552ドル97セントと3日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同387.29ポイント安の2万5881.94だった。 日程面では国内では主だった経済指標の発表はなく、企業決算は東京製鐵<5423.T>とアルインコ<5933.T>が予定している。米国では6月の鉱工業生産や住宅着工件数、7月のミシガン大学消費者信頼感指数の速報が公表される。 出所:MINKABU PRESS